1972 Pappo’s Blues – Volumen 2

1972 Pappo's Blues - Volumen 2
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アルゼンチンのクラシックロック・ブルースであるパッポ(Pappo)が1972年に発表した代表作『Pappo’s Blues Vo.2』。

『ボリューム1(Volumen 1)』での成功の後、その当時主流であったギター、ベース、ドラムのトリオスタイル(ジミ・ヘンドリックス(Jimmy Hendrix)、「クリーム(Cream)」etc…)は崩さずにパッポはセカンドLPのレコーディングに入った。

ダビッド・レボン(David Lebón)は「コロール・ウマノ(Color Humano)」に、ブラック・アマヤ(Black Amaya)は「ペスカド・ラビオソ(Pescado Rabioso)」にと、それぞれ既に別のバンドに所属していたため、2作目には「ラ・ペサダ(La Pesada)」の手腕ドラマーであるルイス・ガンボリーニ(Luis Gambolini)とParana(市名)のバンド「ロス・ブルホス(Los Brujos)」出身の未知数のベーシスト、カルロス・ピニャタ(Carlos Piñata)を迎え入れ、レコーディングすることとなった(「ペスカド」での活動開始前にブラック・アマヤとレコーディングした曲も幾つかある。)。

本作品は、パッポの音楽人生の中での代表作”Tren De Las 16″ と “Desconfío De La Vida”の2曲が収録されており、後者ではパッポがピアノを披露している。

さらに”Castillo de Piedra”も収められており、この曲はスピネッタ(Spinetta)のアルバム『スピネッタランディア(Sipinettallandia):1971』のためにパッポが提供した楽曲であった。

同曲はオリジナルのLP『ボリューム2(Volumen 2)』では楽曲名が”Tema 1″と記載されており、後に”No Hay Tiempo Para Elejir”と改名され世に知れ渡ることとなる。

8つのテーマの中でも”Tumba”を除いては、懐かしの名曲と呼ばれるものになった。『ボリューム2』はカルポ(Carpo:パッポの愛称)の名曲を集めた一枚であり、1970年代にMusic Hallレーベルから発表された『ボリューム』シリーズ7作品の中でも最も人気を博した作品だ。(実際にその後リバイバル版が発表されたが、同作はすぐに売り切れていた。)

『ボリューム1』では、1970年代初頭の都会の感覚を兼ね備えたアルゼンチンロックに、クリームやジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスが造り出したブルースとサイケデリックの融合であるパワートリオを取り入れたギターの形を既に造り上げていたが、その後のイギリスへの旅行中にボンゾ・ボンハム(Bonzo Bonham)やレミー・キルミスター(Lemmy Kilmister)の存在を知り、パッポは自身が生み出したスタイルにスパイスを加えようと自国へ戻った。

Rolling Stone誌の『Pappo’s Blues Vo.2』寸評

『ボリューム2』は、ジャケットのフアン・オー・ガッティ(Juan O. Gatii)のイラストから、Robertoneに繋がっているGibson SGを持ったアルゼンチンギターヒーロの写真に「作曲家、作家、オーケストラの指揮者そして表現者: パッポ」というフレーズのみ添えられているところまで、全てが完璧である。

ルイス・ガンボリーニのドラムのみで”El tren de las 16″がスタートし、シンプルな12ビートのブルースをパッポがちょっとした方法で心に残る一曲にしてくれる。

例えば、歌詞は2節のものが続き、終盤では24ビートのハーモニカが響き渡る。

また、”Tema I”のリフは非常に印象深い。”Solitario Juan”、”Insoluble” では”ese monstruoso,que caminando va/ no se da cuenta que no tiene lugar/ y con el tiempo desaparecerá”(あの道を行くモンスター/自分の居場所がないとも知らずに/時間とともに消えていなくなるんだろう)という歌詞にも見られるよう、彼の空想の中での遊び心がよく表現されている。

全て即興で演奏された楽曲であるが、どの曲もギター世代のバイブルになっている。”Desconfío”はアルゼンチン国内での音楽のジャンルの一つとして確立される可能性がなきにしもあらずだ。

出典:http://naveargenta.blogspot.jp/2016/11/pappos-blues-volumen-2-vinilo-flac-1972.html

【曲目】

1. El Tren De Las 16
2. Llegara La Paz
3. Insoluble
4. Tema I (o “Castillo De Piedra”)
5. Desconfío De La Vida
6. Solitario Juan
7. Blues De Santa Fe
8. Tumba

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1972 Pappo’s Blues – Volumen 2のメンバー

Pappo(Guitar, vocal, piano)
Carlos Piñata(Bass)
Luis Gambolini(Drums)
Black Amaya(Drums: in some trucks and piano)

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