1969 T.I.M.E. – Smooth Ball

1969 T.I.M.E. - Smooth Ball
評価投稿数: 0
0

「タイム(T.I.M.E.)」の前身は、ボーカル:ルディ・ロメロ(Rudy Romero)、ボーカル&ギター:リー・カイファー(Lee Keifer)、リードギター:ビル・リチャードソン(Bill Richardson)、ベースギター:ボブ・モリス(Bob Morris)、ドラムス:ポール・ウィートブレッド(Paul Wheatbread)をメンバーとする1960年代のサイケデリック・ガレージロックバンド「ザ・ハード・タイムス(The Hard Times)」である。

マネージャーであるフローレンス・スタンリー(Florence Stanley)と組み、ロサンゼルス(L.A.)に拠点を移して以降、ディック・クラーク(Dick Clark)のテレビ番組『Where The Action Is』によく出演するようになり、ウィスキー・ア・ゴーゴー(Whisky A Go-Go)という、ナイトクラブのハウスバンドを務めていた時期もあった。

彼らは1966年にリバティ・レコード(Liberty Records)の子会社である「ワールド・パシフィック・レコード(World Pacific Records)」と契約を結び、シングルレコードを数枚リリースする。

リー・カイファーは、ザ・ハード・タイムスの1stアルバムである『Blew Mind』(1967年ワールド・パシフィック)がリリースされる直前に、ソロキャリアをスタートさせるため脱退し、のちにラリー・バイロム(Larry Byrom)が加入する。

また、ビル・リチャードソンも脱退し、ボーカルのルディ・ロメロ、ベースのボブ・モリス、ドラムのポール・ウィートブレッドだけが残り、グループは「ニューフェニックス(New Phoenix)」というバンド名で、”Give To Me Your Love”カップリング ”Thanks”をリリースする。※

※1968年ワールド・パシフィック、ママ・キャス(Mama Cass)プロデュース

しかし、ルディ・ロメロもまたまた、ソロキャリアをスタートさせ、バンドは解散を迎えることになる。

ドラムのポール・ウィートブレッドはその後、ゲイリー・パケットとユニオンギャップ(Gary Puckett and the Union Gap)の創立メンバーとなる。

ギタリストのビル・リチャードソンは、「スパロウズ(Sparrows)=改名後:ステッペンウルフ」のメンバーであった、ニック・セント・ニコラス(Nick St. Nicholas)とドラマーのスティーブ・リュンフ(Steve Rumph)と共に、ハード・タイムズ時代の仲間であったラリー・バイロムと組み、

サイケロックバンド、新生「T.I.M.E.(Trust In Men Everywhere)」を始動させる。

ハード・タイムズのレーベルでもあったワールド・パシフィック・レコードと契約し、T.I.M.E.は1968年に、シングルス”Make It Alright”と”What Would Like Be Without”がプロモートされたセルフタイトル&ノーカットのデビューアルバムをリリースする。

リリース後、セント・ニコラスはかけもちのスパロウズを脱退し、その後リチャード&ヤング・ライオンズ(Richard and the Young Lions)のリチャード・テップ(Richard Tepp)が加入、スティーブ・リュンフの脱退後は、パット・クショワ(Pat Couchois)が加入と、めまぐるしいメンバー交代だ。

この、セカンドアルバム『Smooth Ball』は、アル・シュミット(Al Schmidt)プロデュースでリバティ・レコードより1969年にリリースされた。

デビュー時よりサイケ感、ハードロック感が色濃く出ており、10分にも及ぶ⑨”Morning Come”のトラックが秀逸である。

地方の映画館も経営していたビル・リチャードソンは、後にラウンジ・シンガー、OBカラオケショーの司会者、ホセ・シナトラ(Jose Sinatra)として知られるようになる。

Written by Marios

【曲目】

1. Preparation G
2. Leavin’ My Home
3. See Me As I Am
4. I Think You’d Cry
5. I’ll Write A Song
6. Lazy Day Blues
7. Do You Feel It
8. Flowers
9. Morning Come
10.Trust In Men Everywhere

1969 T.I.M.E. – Smooth Ballの口コミ

感想を追加する


Submit your review
*必須項目です

1969 T.I.M.E. – Smooth Ballのメンバー

Bill Richardson – Acoustic, Electric Guitars, Vocals
Larry Byrom – Acoustic, Electric Guitars, Vocals
Pat Couchois – Drums
Richard Tepp – Bass Guitar

関連記事とアーティスト

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

感想を追加する


Submit your review
*必須項目です

関連記事

1969 William R. Strickland - Is Only The Name

1969 William R. Strickland - Is Only The...

Quintessence - Spirits From Another Time

1969~1971 Quintessence - Spirits From An...

The Moon - Without Earth

1968 The Moon - Without Earth

1965~1966 Vejtables - Feel ... The Vejtables

1965~1966 The Vejtables - Feel ... The V...

1969 Stone Country - Stone Country

1968 Stone Country - Stone Country

1966~1968 We The People - Too Much Noise

1966~1968 We The People - Too Much Nois...