1970 Orange Peel – Orange Peel

1970 Orange Peel - Orange Peel
評価投稿数: 0
0

ドイツのロックバンド「オレンジ・ピール(Orange Peel)」の1970年発売のファーストシングル”I Got No Time” / “Searching For A Place To Hide”は、

バンド「ノスフェラトゥ(Nosferatu)」、「イプシロン(Epsilon)」のメンバー、マイケル・ウィンズコフスキー(Michael Winzkowski)との作品であり、この作品で彼らの将来性の高さを証明することとなる。

後に「イプシロン」のメンバーとなるハインリッヒ・モーン(Heinrich Mohn)、エマージェンシー(Emergency)のメンバーとなるペーター・ビショフ(Peter Bischof)、ドラマーとして数多くの作品を生み出したカート・クレス(Curt Cress)なども参加している。

1970年に発表された『Orange Peel』は、ヘビー・プログレッシブアルバムの中でも最もサイケデリック色が強く、

特にA面の①”You Can’t Change Them All”は、幅広いギターパフォーマンスとペーター・ビショフの情熱的なブルースボーカルで、まさにリフが印象深いオルガンロックの最高傑作であると言える。

「エッグ(Egg)」や「ピンク・フロイド(Pink Floyd)」のようなジャミングの効いたクラウトロックスタイルと言えばおわかりいただけるだろうか。

B面のほとんどを占める④“We Still Try To Chang”は、A面の作品とはまた異なる雰囲気であり、③”Tobacco Road”のアレンジも独特である。

このアルバムはクラウトロックの先駆けというだけではなく、音楽の歴史的にもインパクトを与えたと言える。

ドイツ ケルン(Cologne)の伝説的スタジオ、ディークス・スタジオ(Dierks Studio)で作成された最初のアルバムであり、ここで当時17歳だったカート・クレスのドラマーとしてのキャリアがスタートを切ったのである。

このアルバムの作品は、幅広いインスツルメントソロを多用したクラシック・プログレッシブ・ロックにジャンル分けされるが、特にオリジナルアルバムのA面いっぱいに収録されている①”You Can’t Change Them All”がその特色をよく表している。(現在再発売されているものには、A面にシングル”I Got No Time”も収録されている)

激しいギターワーク、深みのあるオルガン、重みのあるキー、音楽や演奏に表れる感情、ドラムとベースの素晴らしい掛け合いなど、彼らはクラシック・プログレッシブ・ロックのあるべき姿をこのアルバムで完全に表現していると言えるであろう。

このアルバムに収録されている4曲は、クラシカルキーボードを多用し、素晴らしい音の層を作り上げている。これこそまさにクラウトロック初期のアルバムであると言える。

Written by Marios

【曲目】

1. You Can’t Change Them All
2. Faces That I Used To Know
3. Tobacco Road
4. We Still Try To Change

1970 Orange Peel – Orange Peelの口コミ

感想を追加する


Submit your review
*必須項目です

1970 Orange Peel – Orange Peelのメンバー

Peter Bischof – Vocals, Percussion
Curt Cress – Drums, Percussion
Leslie Link – Guitar
Heinrich “Heini” Mohn – Bass
Ralph Wiltheiß – Organ

関連記事とアーティスト

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

感想を追加する


Submit your review
*必須項目です

関連記事

1974 Sameti - Hungry For Love

1974 Sameti - Hungry For Love

1974 Epsilon

1974 Epsilon - Epsilon Off