1971 Wet Willie – Wet Willie

1971 Wet Willie - Wet Willie
評価投稿数: 0
0

1970年に米国アラバマ州南部、メキシコ湾岸に位置する都市モービルで結成されたアメリカン・ロックバンド「ウェット・ウィリー(Wet Willie)」は70年代初期に、オールマン・ブラザーズ・バンド(Allman Brothers Band)とレーナード・スキナード(Lynyrd Skynyrd)の後に、全米で注目を集めた南部のハード・ロックのバンドである。

John Anthony – オルガン、ピアノ、ボーカル
Jack Hall – ベース、ボーカル
Jimmy Hall – ハーモニカ、パーカッション、テナー・サックス、ボーカル
Ricky Hirsch – ギター、ボーカル
Lewis Ross – ドラム、パーカッション
Donna Hall – ボーカル

1971年から1978年までの7年間に、彼らは陽気なハイエナジーのブルースロックとホワイト・サザン・ソウルでいっぱいの一連のアルバムを制作した。

そしてトラブルによって、トップテンに入ったヒット曲はただひとつだけ(”Keep On Smilin’”)になったが、たくさんの称賛を受けた。

長いジャムを基礎にして音楽を作り上げているオールマン・ブラザーズ・バンドとは対照的に、ウェット・ウィリーは精神的にブッカー・T.アンド・ザ・MG’s(Booker T. & the MG’s)か、もしくはスタックス/ヴォルト(Stax/Volt)のマーキーズ(Mar-Keys)に近く、オールメンのブルースロックやマーシャル・タッカー・バンド(Marshall Tucker Band)のカントリーロックよりも、汗をかいたよき時代のR&Bになっている。

もし白人のチットリン・サーキットが存在するなら、レーナード・スキナードのサウンドはそこでの1本のリード・ギターのように聴こえる。

ウェット・ウィリー(Wet Willie)のバイオグラフィ

もともとフォックス(Fox)と呼ばれていたそのバンドは、1969年にアラバマ州モービル(Mobile, AL)で結成した。

パワフルなボーカルと独特なサックスのジミー・ホール(Jimmy Hall)とその兄弟であるベースとバンジョー担当のジャック(Jack)、リード・ギターとスライド・ギター、マンドリン(それとたくさんの曲の作曲)を担当したリッキー・ハーシュ(Ricky Hirsch)とパーカッションのルイス・ロス(Lewis Ross)、そしてキーボード担当のジョン・アンソニー(John Anthony)(後にマイク・デューク(Mike Duke)の手によって成功する)がそのメンバーである。

彼らはローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)とアニマルズ(The Animals)の影響を受けた。

しかし、彼らのサウンドは精神的にはオーティス・レディング(Otis Redding)やリトル・リチャード(Little Richard)に近かった。彼らは1970年代初期に、一時期はリチャード・ペニマン(Richard Penniman)のホームタウンであり、レディング(Redding)のマネージャーだったフィル・ウォルデン(Phil Walden)が経営するカプリコーン・レコード(Capricorn Records)の本社があるジョージア州メイコン(Macon, GA)に移動。

ウェット・ウィリーはその夏、カプリコーンののオーディションを受け、同年の秋までの間デビューアルバムを制作。

オールメンとマーシャル・タッカー・バンドと同じレーベルであるにもかかわらず、ウェット・ウィリーはそれらのグループのようにはしなかった。

彼らはたいていの場合はストレッチのためではなく10分か12分以上ジャムした。彼らはゆったりとした南部の人間ではなかった。

むしろ、ウェット・ウィリーの演奏はボーカル指向の強烈なホワイト・サザン・ソウルだ。

確かに、彼らはおそらく”Papa Was A Rolling Stone”のような曲を演奏して決まりが悪い思いをしない唯一の白人グループだ。

おそらくその後の彼らに近いグループはサウスサイド・ジョニー・アンド・ザ・アズベリー・ジュークス(Southside Johnny & the Asbury Jukes)だった。彼らは地域的にはそれほど明らかになっていなかった。

彼らの最初の2枚のアルバムの反響はわずかだった。そして、3枚目の『Drippin’ Wet』(1973)というライヴコンサート作品はトップ200アルバムにかろうじてランクインした初めてのアルバムだった。

3枚目のスタジオ作品『Keep On Smilin’』(1974)ではタイトル曲でとうとうヒットを記録したほか、他にも人気のある曲がいくつか生まれた。

女性バッキンググループ、ザ・ウィリーテス(The Williettes)が加わったことでゴスペルとソウルの感覚が加わり、グループのサウンドをさらに広げることとなった。

『Dixie Rock』と『Wetter the Better』がすぐに続けて発表されたが、どちらのアルバムも作曲面で”Keep On Smilin’”に敵わなかった。そして、シングルの”Dixie Rock”はヒットしたが、次第にアルバムセールスは落ちていった。

バンドは1977年にカプリコーンから最後のアルバムを発表したが、このアルバムは『Wet Willie’s Greatest Hits』の後を追うようにすぐに発売。(カプリコーンはこの当時深刻な財政難に陥っていて売れるだろう物は何でもリリースしていたのだ。)

グループは何回かの内部変革を経て、1978年にエピック・レコード(Epic Records)と新しい契約を結び、この時に『Manorisms』を世に出した。

ジミー・ホールとジャック・ホールはまだそこにいたが、3作品の歌に参加するだけにとどまっている。加えてキーボーディストのマイク・デューク、ギタリストのマーシャル・スミス(Marshall Smith)、ドラマーのセオフィラス・K.リヴリー(Theophilus K. Lively)がボーカライズに貢献した。そして、今は違うギター奏者のラリー・ベルウォルド(Larry Berwald)を迎えている。

そして豪華な『Manorisms』が生まれた。

そこで彼らは、時としてモータウン(Motown)の領域に接近することに成功したソウルスタイルのポップな側面のようなハーモニーの歌唱を披露しており、彼らの演奏はグラス・ルーツ(The Grass Roots)(モータウンで白人の音楽をリリースしているグループ)にはないほど熱を帯びていた。

悲しいことに彼らのコンサートの観客は健康で職を失っていなかったが、『Manorisms』は決して売れなかった。AMラジオで流されるためのヒット・シングルが欠けていたためである。

バンドは1979年にもう一つのアルバム『Which One’s Willie?』をリリースしたが、これは貧相な悪い演奏だった。

素晴らしいレコードとショーを披露したほぼ10年後の1980年に、グループはとうとう解散した。

1990年代に、ウェット・ウィリーはキーボーディストのジョン・アンソニー、ギタリストのリッキー・ハーシュ、そしてジミー・ホールを中心メンバーにして再結成した。メンバーには他のミュージシャンも加わっていたが、他のミュージシャンというのにはスミス、デューク、リヴリーが含まれていた。これは彼らの序列を示すものだ

ウェット・ウィリーのレコーディング作品は良くても途切れ途切れだったが、彼らはステージでのパフォーマンスに関してはとても忙しくしている。

1996年に彼らはジョージアの音楽殿堂(Georgia Music Hall Of Fame)に殿堂入りを果たし、2001年3月にはアラバマの音楽殿堂(Alabama Music Hall Of Fame)に殿堂入りを果たした。

彼らは2つの形で活動的なバンドであり続けている。ジミー・ホールを分けて扱うことが出来ないショーとレコードでは、ホールとそのラインナップの彼らはウェット・ウィリーとして請求を受ける。そして、彼らはギタリストのリック・シーモア(Ric Seymour)をリード・シンガーに据えて、ウェット・ウィリー・バンドとして活動している。

【曲目】

01. Have A Good Time (Maurice Richard Hirsch) – 3:41
02. Dirty Leg (Jack Hall, John Anthony) – 3:41
03. Faded Love (Frank Friedman) – 4:31
04. Spinning Round (Frank Friedman) – 4:18
05. Low Rider (Maurice Richard Hirsch) – 3:01
06. Rock And Roll Band (Maurice Richard Hirsch) – 2:48
07. Pieces (Maurice Richard Hirsch) – 3:12
08. Shame, Shame, Shame (Jimmy Reed) – 3:22
09. Beggar Song (Frank Friedman) – 4:18
10. Fool On You (Frank Friedman) – 7:17

1971 Wet Willie – Wet Willie の口コミ

感想を追加する


Submit your review
*必須項目です

1971 Wet Willie – Wet Willie のメンバー

John Anthony – オルガン、ピアノ、ボーカル
Jack Hall – ベース、ボーカル
Jimmy Hall – ハーモニカ、パーカッション、テナー・サックス、ボーカル
Ricky Hirsch – ギター、ボーカル
Lewis Ross – ドラム、パーカッション
Donna Hall – ボーカル

関連記事とアーティスト

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

感想を追加する


Submit your review
*必須項目です

関連記事

1969~1970 Rhinoceros - Satin Chickens / Better Times Are Coming

1969~1970 Rhinoceros - Satin Chickens / ...

1977 Grinder Switch - Redwing

1977 Grinder Switch - Redwing

1972 Audience - Lunch

1972 Audience - Lunch

1971 Audience - House On The Hill

1971 Audience - House On The Hill

1973 Stephen Stills And Manassas - Down the Road

1973 Stephen Stills And Manassas - Down ...

1972 Leon Russell - Carney

1972 Leon Russell - Carney