1969~2006 Magna Carta – Tomorrow Never Comes The Anthology

1969~2006 Magna Carta - Tomorrow Never Comes The Anthology
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マグナ・カルタ(Magna Carta)は1969年4月に結成され現在も活動を続ける、世界でももっとも長く続いているバンドの一つである。

メンバーの入れ替えは幾度かあったものの、中心となるのはいつもクリス・シンプソン(Chris Simpson)であった。

ソングライターであり、詩人であり、アコースティックギタリストであり、またボーカリストでもあった彼は、常にバンドのユニークなサウンド作りの要となっており、彼の周りにはクオリティの高いミュージシャンが集まった。

ギタリストのライエル・トランター(Lyell Tranter)、才能あるボーカリスト、グレン・スチュアート(Glen Stuart)と共にバンドを結成し、ケンブリッジ・フォーク・フェスティバル(the Cambridge Folk Festival)にてプロとしての最初のパフォーマンスを行った。

翌年以降、マグナ・カルタは現在まで、30枚以上のアルバムを製作し、内6枚がゴールドディスク、3枚がシルバーディスクとなった。

ここ20年間のマグナ・カルタの中心は、クリス・シンプソンとリンダ・シンプソン(Linda Simpson)であろう。

クリスは1984年からリンダと共に活動している。ここ数年はオランダの優れたフィドル(バイオリン)プレイヤー、マット・バルンホルン(Matt Barnhoorn)とも一緒に活動している。そのほか様々なミュージシャンとコンサートやアルバムセッションを行っており、中には長年マグナ・カルタと活動を共にしているミュージシャンもいる。彼らは精力的にツアーをおこなっている。

この贅沢に曲を収録した広大とも言えるアルバムは、マグナ・カルタの多様なディスコグラフィを要約したものであると言える。

60年代後半には、フォーク音楽へのアプローチも試みている。フェアポート・コンヴェンション(Fairport Convention)のように、過去の伝統的な音楽を掘り下げ、本質的なバイタリティを表現するバンドもあった。

また、まさしくソフトフォーカスポップと言える音楽を産みだすために、アコースティックギターやマンドリンなどを使用するバンドもあった。そのような音楽を悪く言うつもりはまったくない。

マグナ・カルタのようにそのようなアプローチを試みたバンドは、デヴィッド・グレイ(David Gray)やバッドリー・ドローン・ボーイ(Badly Drawn Boy)などといったアーティストの曲に聞かれるように、後々続くインパクトを与えるのである。

マグナ・カルタの初期の音楽は、サイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)やピーター・ポール&マリー(Peter, Paul & Mary)の影響をかなり受けていると言えるが、クリス・シンプソンの曲作りには歌詞に独特の趣があり(中には”Autumn Song”のようにかなり気取った曲もある。)、当時の時代の雰囲気やうっとりするほど美しく温かいサウンドを楽しむことができる。

フォークポップスからロック、ブルースまで幅広くカバーされており(80年代特有のキーボード部分もあるが)、じっくりと作られた作品は一ソングライターが自身の作品に静かに捧げてきたものの集約と言えるであろう。

Written by Marios

【曲目】

[Disc 1]
1. Midwinter
2. Airport Song
3. Elizabethan
4. Autumn Song/Epilogue
5. Time For The Leaving
6. Sponge (Davey Johnstone)
7. Wayfarin’
8. Roll On
9. Wish It Was
10.Two Old Friends
11.Father John
12.Isn’t It Funny
13.Nothing So Bad
14.Mixed Up Sensations/Old Man
15.I’m Gonna Take You Down
16.You Are Only What You Are
17.Stop Bringing Me Down
18.One Man’s Heaven
19.You And I
20.Forever

[Disc 2]
1. Slowbone
2. Love On The Wire
3. Visions In A Crowd
4. Putting It Back Together
5. Highway To Spain
6. Danny
7. Wild Geese
8. Sting Of The Gin
9. Wind On The Water
10.Midnight Blue
11.Blues For A Long Road Home
12.For The Gypsy
13.Pictures In My Pillow –
14.No Truth In The Rumour
15.Winterlude/Ulysses
16.Greenfields
17.Columbus
18.Seasons In The Tide

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1969~2006 Magna Carta – Tomorrow Never Comes The Anthologyのメンバー

Chris Simpson – Vocals, Guitar
Rick Wakeman – Keyboards
Glen Stuart – Vocals
Lyell Tranter – Guitar, Vocals
Davey Johnstone – Guitar, Vocals
Stan Gordon – Guitar, Vocals
Tom Hoy – Guitar, Mandolin, Vocals
Nigel Smith – Bass, Keyboards, Vocals
Graham Smith – Vocals, Bass
Pick Withers – Drums
Robin Thyne – Vocals, Guitar, Percussion
Lee Abbot – Bass, Vocals
Tom Mcconville – Fiddle, Vocals
George Norris – Guitar, Vocals
Al Fenn – Guitar, Vocals
Doug Morter – Guitar, Vocals
Paul Burgess – Drums
Matthew Letley – Drums
Linda Taylor – Vocals, Guitar
John Carey – Fiddle
Simon Carlton – Guitar, Vocals
Gwyn Hughes Jones – Keyboards, Vocals
Matt Barnhoorn – Violin, Mandolin, Guitar

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