1968 ポール・リヴィア・アンド・ザ・レイダース(Paul Revere & The Raiders) – Goin’ To Memphis

1968 Paul Revere & The Raiders Featuring Mark Lindsay - Goin' To Memphis

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ポール・リヴィア・アンド・ザ・レイダース(Paul Revere & The Raiders)は、米国アイダホ州ボイジーを拠点に、オルガン奏者のポール・リヴィアによって結成され、1960年代に活躍したブルー・アイド・ソウルバンド。

ヒット曲には、1966年”Kiks”、”Hungry”、1967年”Him Or Me – What It It Gonna Be?”などがある。

1960年にシングル”Beatnik Sticks / Orbit (The Spy)”のときは、まだホットロッド、インストゥメンタル・バンドだったが、1965年にコロンビア・レコードに移籍してからは、

ソウルフルなボーカル、マーク・リンゼイ(Mark Lindsay)をフューチャーして、一気に白人ソウルバンド=ブルーアイド・ソウル・グループとして変化を遂げた。

今回紹介する『Goin’ To Memphis 』は、10作目のアルバムで、コロンビア移籍後8作品目の1968年に発売された作品だ。

メンバー
  • Mike Leech – ベース、弦楽器
  • Gene Crispian – ドラム
  • Mark Lindsay – ボーカル
  • Reggie Young – ギター
  • Bobby Wood – キーボード
  • Dewey Lindon “Spooner” Oldham Jr – キーボード
  • Tommy Cogbill – ギター
 

グループ名義となっているが、実質的にはマーク・リンゼイ(Mark Lindsay)のソロ・プロジェクトとなっていて、レコードプロデューサーのチップス・モーマン(Chips Moman)のメンフィスのスタジオでレコーディングされた。

当時、前作『Revolution』が、以前のようなヒットをしなかったため、制作側はなんとかサウンドを変えようとしていた。

ロード・マネージャーのジェリー・ウィリアムス(Jerry Williams)は、自身のおかかえミュージシャンであるトミー・コグビル(Tommy Cogbill)とレジー・ヤング(Reggie Young)=ギター、マイク・リーチ(Mike Leech)=ベース、スプーナー・オールドハム(Spooner Oldham)とボビー・ウッズ(Bobby Woods)=キーボード、ジーン・クリスピアン(Gene Crispian)=ドラム と共にアルバムをレコーディングしないかと、プロデューサーのモーマンに提案した。

このようにして作られた『Goin’ To Memphis 』は、マーク・リンゼイと彼らの作品となったのだ。

なお、リンゼイはこのうち6曲を書いている。

ポール・リヴィア・アンド・ザ・レイダース(Paul Revere & The Raiders)をフューチャーしたシングル作品の”Peace Of Mind”のみが、過去にレコーディングされた作品である。

『Goin’ To Memphis』は、以前のアルバムのガレージ・パンクやポップ・サイケデリアのサウンドから離れた、彼らにとっては簡単ではない取り組みだったが、この作品でも、満足のいく成功を収めることは出来なかった。

しかし、マーク・リンゼイのボーカルはレコードを通じて驚くほど太く強烈だ。

”Soul Man”、”Every Man Needs A Woman”、”I Don’t Want Nobody”、”No Sad Songs”、”Boogaloo Down Broadway”の彼のボーカルは情熱的で荒々しく、非常に説得力がある。

当時、マーク・リンゼイがレイダースと共にソロ・キャリアを続けていくことを思い立つのに、このアルバムは役立ったかもしれない。

もちろんこのスタジオミュージシャンにとって、このアルバムでの楽曲は、寝ながらでも演奏することができるほどシンプルだったが、その上にメンフィス交響楽団(Memphis Symphony)のメンバーが弦楽器の音を加え、さらにサウンドが少し増強されている。

残念なことに『Goin’ To Memphis』は、彼らのリスナーの大部分を占める白人の中産階級の子供たちにとっては少し難しすぎる、黒人寄りのソウルであり、再び若者の心を捉えることはできなかった。

【曲目】

01. Boogaloo Down Broadway (J. James) – 2:31
02. Every Man Needs A Woman – 3:12
03. My Way – 2:31
04. One Night Stand – 2:31
05. Soul Man (I. Hayes, D. Porter) – 2:31
06. Love You So – 3:29
07. I Don’t Want Nobody (To Lead Me On) (H. Thomas, L. Jones) – 2:25
08. I’m A Loser Too – 2:30
09. No Sad Songs (D. Carter) – 2:04
10. Cry On My Shoulder (F. Weller) – 2:19
11. Peace Of Mind (M. Lindsay, T. Melcher) – 2:02
12. Goin’ To Memphis – 2:42
13. Go Get It (Previously Unissued) – 2:25
14. How Can I Help You (Previously Unissued) – 2:05
15. Peace Of Mind (Mono Single Version) (M. Lindsay, T. Melcher) – 2:27

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1968 ポール・リヴィア・アンド・ザ・レイダース(Paul Revere & The Raiders) – Goin’ To Memphis のメンバー

Mike Leech – ベース、弦楽器
Gene Crispian – ドラム
Mark Lindsay – ボーカル
Reggie Young – ギター
Bobby Wood – キーボード
Dewey Lindon “Spooner” Oldham Jr – キーボード
Tommy Cogbill – ギター

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