ブレンダ・リー(Brenda Lee)について

ブレンダ・リー(Brenda Lee)について【アメリカ】
評価投稿数: 0
0

1960年代初めの、最もビッグなポップスターの一人である「ブレンダ・リー(Brenda Lee)」は、本来ならもっとリスペクトされるべきなのに、正当に評価されていない。

時には、数少ない十代の女性アイドルの一人、というように間違って特徴づけられることもある。

もっと致命的なことに、ポップとカントリーミュージックをつなぐことに成功した彼女の功績が、ほとんどの場合はパッツィー・クライン(Patsy Cline)にとられてしまっているのだ。

ブレンダ・リーがこの時代にしたそのための努力は、間違いなくクラインと同じぐらい重要であったのにである。

1960年代中頃以降は、彼女の目立ったヒット曲はなかったが、最初の10年間の全盛期は大変素晴らしく、最もヒットしたポップバラード曲だけではなく、純粋なカントリーミュージックや驚くほど力強いロカビリーまで歌っていた。

ブレンダ・リーの生い立ち

ブレンダ・リーは子供の頃から天才と言われ、10歳までに全国放送のテレビに出演し、翌年の1956年には「Decca」のために最初のレコーディングを行った。

最初のDeccaのシングルの何枚かは、実は、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)のようなティーンエイジャー前のロックンロール歌手としてはかなり公平な値がついている。

”Bigelow 6-200”と”Dynamite”と”Little Jonah”は全て、頑強な声とナッシュビル(カントリーミュージック)のセッションのミュージシャンから選び抜かれた人たち(オーウェン・ブラッドリー(Owen Bradley)、 グラディ・マーティン(Grady Martin)、ハンク・ガーランド(Hank Garland)、フロイド・クラマー( Floyd Cramer)を含む)による、熱いのバックアップを受けた、他に類を見ない力強いロカビリー曲である。

彼女はロカビリーをティーンアイドルポップで和らげた”Sweet Nothin’s”を発表し、それがトップ5に入ったので、1960年に初めて大きなヒット曲を出したと言える。

ブレンダ・リーとクラインは二人とも60年代初めにオーウェン・ブラッドリーによってプロデュースされたので、この二人が比較されることは予想がつく。

自然な流れとして、同じセッションのミュージシャンやバックアップボーカリストも多くが雇われることになった。しかし、彼女は、まだティーンエイジャーであったというだけでなく、クラインよりもっとポップ寄りで、それほどカントリーではなかったので、ブレンダにはポップのファンがもっと多かった。

彼女には1960年から1962年まで、驚くほどビッグなヒット曲が続いた。

”I’m Sorry”、”I Want to Be Wanted”、”Emotions”、”You Can Depend on Me”、”Dum Dum”、”Fool #1”、”Break It to Me Gently”、”All Alone Am I”

は全てトップ10に入った。

これらの曲が違う年代にも受けたのは当然のことである。

曲はバラードであったが、思春期のファンに受けるほど強く失恋の要素を含んでいたし、大人にも受けるほど成熟な要素も含んでいた。最高のメロディーソングライターとプロのオーケストラによるプロダクションによって、カントリーミュージックファンだけの間で流行するのではなく、多くの人に訴える音楽を確実に作り出した。

ブレンダ・リーのトップ10に入る最後のポップヒット曲は、1963年に発表された”Losing You”だった。

1960年代半ばまでヒット曲は続いたのだが、イギリスからのビートルズをはじめマージービートの進出により(彼女はまだ海外で非常に人気があったが)それらのヒットは小規模となり、それほど頻繁ではなくなっていった。

その後のヒット曲の中で最もヒットした”Is It True?”は、驚くほどハードロックな曲で、ジミー・ベイジ(Jimmy Page)のギターと共に1964年にロンドンでレコーディングされた。

1966年に発表された”Coming on Strong”は、トップ20に入った彼女の最後の曲であった。

1970年代初め、リーはオーウェン・ブラッドリーと再度協力し、多くの昔の白人ロックンロールスターと同じようにカントリーミュージックに戻っていった。

しばらくの間、その分野ではほとんど成功できなかったが、1973〜1974年にはカントリーミュージックのトップ10に6回ほど入ることができた。

レコーディングもツアーも行って活動は続けてきたが、ここ20年ほどは、時々カントリーミュージックのファンに歌手としてできるだけのことをする、という「生きる伝説」のような存在になっている。

出典:Music Archive

ブレンダ・リー(Brenda Lee)についての口コミ

感想を追加する


Submit your review
*必須項目です

関連記事とアーティスト

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

感想を追加する


Submit your review
*必須項目です

関連記事

1961 Brenda Lee - Emotions

1961 Brenda Lee - Emotions

1960 Brenda Lee - This Is Brenda

1960 Brenda Lee - This Is Brenda

1962 The Crystals - Twist Uptown

1962 The Crystals - Twist Uptown