1969~1970 カサノヴァ7(セッテ)について

1969~1970 カサノヴァ7(セッテ)について
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「カサノヴァ7」は、カサノヴァセッテと呼ぶ。イタリア語で7の数字はセッテだからだ。

前身はイタリアン・ハイ・ファイ(Italian Hi-Fi)として活動していたブルーノ・ダラポッサ率いるイタリア人男性5人組に、日本人女性コーラス2名を追加して、「カサノヴァ7」と改名した。

女性メンバーには、キャシー中島が写っているがレコーディングには参加していないとのこと。

家族バンドといった感じの「カサノヴァ7(セッテ)」は、男性メンバーのフラビアーノ・ザンボンが、のちに男女デュオとして活躍する「ヒデとロザンナ」のロザンナのお兄さんにあたる。

そして、前出のブルーノ・ダラポッサはロザンナの叔父にあたるというから、日本に出稼ぎにきていた巡業バンドマンが日本人の目に留まったという感じ。

サウンドは、もろにムード歌謡だが外国人である、というだけで日本人が飛びつき、あの筒美京平も楽曲を提供して、日本人の欧米化あるいは、その逆を実験しているのである。

1969年6月に”夜の柳ヶ瀬”でデビューしたカサノヴァ7は、作詞・作曲に柴田博を迎え、メンバーのマリオ・ランディだろうか、カンツォーネ張りに迫力の歌声を聞かせている。

同時期だと、尾崎紀世彦の歌い方に近い。

カサノヴァ7のその後の活動は、コロムビアレコードでシングルを5枚とアルバムを1枚発売し、東宝レコードへ移籍し、シングル”女ひとすじ恋心”を発売。

最終的には、マーキュリーレコードから全編英語のオリジナルアルバム『CASANOVA SETTE IN JAPAN』を出しているので、日本で活躍してそのまま海外への人気に点火したかったのだろう。

なお、メンバーのマリオ・ランディはテレビドラマ「めくらのお市」の主題歌と挿入歌も歌っているので、日本でもなじみの人が多いはず。

【曲目】

1.夜の柳ヶ瀬
2.愛は茜色
3.あれから君は
4.異邦人(エトランゼ)ブルース
5.万博でヨイショ 〜EXPO’70
6.MY NAME IS LOVE 〜マイ・ネーム・イズ・ラヴ〜
7.女が渡る歩道橋*
8.愛に終りが来ても*
9.悲しみの秋が来た*
10.暗闇のミッシェル*
11.カタリ・カタリ
12.チャオ・チャオ・バンビーナ
13.オーソレ・ミオ(私の太陽)
14.サンタ・ルチア*
15.アル・ディ・ラ
16.帰れソレントへ*
17.悲しみの夜汽車**
18.愛のおまじない**
19.めくらのお市* / マリオ・ランディ
NTV連続テレビドラマ「めくらのお市」主題歌
20.お市流れ旅 / マリオ・ランディ
NTV連続テレビドラマ「めくらのお市」挿入歌

*初CD化音源
**未発表・初CD化音源

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カサノヴァ7(セッテ)『マカロニ演歌を唄う』

1970年7月発売

カサノヴァ7(セッテ)『マカロニ演歌を唄う』

1.万博でヨイショ
2.夜の柳ヶ瀬
3.異邦人(エトランゼ)ブルース
4.愛は茜色
5.MY NAME IS LOVE
6.あれから君は
7.カタリ・カタリ
8.チャオ・チャオ・バンビーナ
9.オー・ソレ・ミオ(私の太陽)
10.サンタ・ルチア
11.アル・ディ・ラ
12.帰れソレントへ

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