1968 モコ・ビーバー・オリーブについて【Moko Beaver Olive】

1968 モコ・ビーバー・オリーブについて【Moko Beaver Olive】
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モコ・ビーバー・オリーブ(Moko Beaver Olive)は、深夜のラジオ番組「ザ・パンチ・パンチ・パンチ」の女性パーソナリティ(パンチガールと呼ばれた)の、高橋基子(モコ)、川口まさみ(ビーバー)、シリア・ポール(オリーブ)の3人から結成された。

1960年代も後期になると、レターメンやフィフス・ディメンションといったソフト・ロック(洒落で洗練されたコーラス・グループ)が米国で台頭、日本でもその流れを受けて、和製ソフトロックグループが登場し始めていた。

モコ・ビーバー・オリーブ(Moko Beaver Olive)結成

1968年、社内留学でアメリカに渡っていた亀淵氏が、パシフィック音楽出版のオフィスの門を叩いたことから事が起こる。

彼は、深夜のラジオ番組『パンチ・パンチ・パンチ』の女性キャスターだった高橋基子・川口まさみ・シリア・ポールの3人をグループとして、レコードを出せないか?というアイデアを持ってきたのだ。

そこで、即座に女性3人なら「パリス・シスターズ」しかないね、と意気投合しパリスシスターズの1961年ヒット曲”I Love How You Love Me”をプロデューサーに朝妻一郎を向かえ、カバー(訳詞は奥山侊伸氏)。

1968年2月に、東芝エクスプレスより”わすれたいのに”と邦題をつけ、デビューした。

しかし、同レーベルで翌月に発売された由紀さおりの「夜明けのスキャット」の空前の大ヒットを前に完全に消されてしまう。

続いて、1969年発売の2ndシングル”幸せすぎたの”も洋楽カバー。当時、流行遅れとなっていたカバーポップス(英語に訳詞をつけて歌う音楽)を地で行く、彼女たち。エコー深めのサウンドは、インド国籍のシリア・ポールの妖美さも加わって、完璧なほど洋楽模写に徹している。

同年には初LPアルバム『モコ・ビーバー・オリーブ~わすれたいのに』を発表。

わすれたいのに、シークレット・ラヴ、つのる想い、アンチェインド・メロディー、やさしくしてね、オー・ディオ・ミオ、幸せすぎたの、ささやく天使、愛の誓い、夢をみるだけ、タイム・アフター・タイム、シックスティーン・リーズンなど、すべて往年のオールディーズの和製カバーポップスだ。

このサウンドが、大瀧詠一(元はっぴいえんど)の目にとまり後年、モコ・ビーバー・オリーブのメンバー、シリア・ポールが”夢で逢えたら”というオリジナルでありながら和製カバーポップス要素が強い名曲を歌うこととなる。

3rdシングルは、サンケイ新聞で募集していた楽曲の優勝曲”海の底でうたう唄”ではじめてオリジナルソングを歌う。

ラストシングルは”幸せは解かれた””屋根裏の秘めごと”。

深夜番組『パンチ・パンチ・パンチ』から企画されたグループだけに、番組終焉とともにグループは終わりを迎える。1971年に二代目パンチガールとして、海老名美どり・井上久美・志摩明子が2000通の中から選ばれると、モコ・ビーバー・オリーブは消えた。

深夜のラジオ番組『パンチ・パンチ・パンチ』は、当時若者の半分は読んでいたオシャレな雑誌「平凡パンチ」のタイアップだったので、雑誌でもモコ・ビーバー・オリーブは特集され、当時の若者は平日の深夜15分くらいを、このお姉さんたちのおしゃべりと時にはセクシーな悩み相談などに耳をかたむけ、青春を過ごしたのである。

【曲目】

1. わすれたいのに
2. シークレット・ラヴ
3. つのる想い
4. アンチェインド・メロディー
5. やさしくしてね
6. オー・ディオ・ミオ
7. 幸せすぎたの
8. ささやく天使
9. 愛の誓い
10. 夢をみるだけ
11. タイム・アフター・タイム
12. シックスティーン・リーズン
13. 海の底でうたう唄
14. 雨のくちづけ
15. 百粒の涙
16. しあわせの鐘
17. 愛のひとこと
18. 幸せは解かれたる
19. 屋根裏の秘めごと

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