ジャン・パンター(Jan Panter)について【イギリス】

ジャン・パンター(Jan Panter)について【イギリス】
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イギリスの女性歌手「ジャン・パンター(Jan Panter)」は、イギリスで4枚だけシングルを発売した。ドイツのプロデューサー、マーク・ワーツ(Mark Wirtz)との仕事、特に、1966年のファズギターが賑やかな“Scratch my back”で最もよく知られている。

しかし理由は分からないが、メリー・ウェルズ(Mary Wells)“ My two arms – you = tears”の彼女のカバーバージョンは、ブリットガールファンからは見過ごされたままである。

ジャン・パンターは少し謎に包まれているが、ロンドン(London)北部出身であるということは分かっている。

1960~1970年代イギリスの女性歌手

ジャン・パンター(Jan Panter)のバイオグラフィ

1964年 16歳のころ

ジャン・パンターは、1964年後半、16歳の時、魅力的な“Yours sincerely”をレコード会社「Colino Productions」でレコーディングした。

この曲はドイツのプロデューサー、マーク・ワーツ作曲だったが、発売には至らなかった。ちなみに彼は1967年の“Excerpt from ‘A teenage opera’”で最も有名で、また他のブリットガール、サマンサ・ジョーンズ(Samantha Jones)やロス・ハナマン(Ross Hannaman)とも仕事をしている。

1965年 17歳のころ

翌年、ジャン・パンターは、レコード会社「Oriole」のA&R(アーティストの発掘・契約・育成とその楽曲の発掘・契約・制作を担当)、テッド・テイラー(Ted Taylor)の目に止まり、この会社と契約を結んだ。

そして1965年、レコード会社「Motown」からのメリー・ウェルズのアルバムの曲をスピードアップさせたカバー曲、 “My two arms – you = tears”をシングルとして発売。

女性グループ「ブレイカウェイズ(The Breakaways)」をバックボーカルに迎えたこの曲は、不自然な組み合わせである、愛と数学を融合させた詞が傑作である。

「私の愛する人を引いて、あなたは私の涙を掛けるの」と彼女は泣いている。

この曲が失敗に終わり、レコード会社「CBS」へ移り、同じ年の後半に“Let it be now”を発売した。ちなみにB面はロリ・バートン(Lori Burton)とパム・ソーヤー(Pam Sawyer)作曲の“Stand by and cry”である。

1966年 18歳のころ

ジャン・パンターは、1966年に再びレコード会社を移り、今度は「Pye」所属となる。

一般的にこの時期が彼女のベストな時期だと考えられている。

再びワーツとチームを組み、「Pye」からのファーストシングルとして、彼女自身が作曲した“Scratch my back”を発売。この曲はブリットガールファンから高く評価されており、新品同様のコピーは現在500ポンドほどで取引されている。

以前の作品で成功していなかったので、この曲の発売時にもう少しでシャーロット・グリーン(Charlotte Green)という名前で再売り出しをされるところだった。彼女はこれを断ったが、作曲者の名前にこの名前を使うことには合意した。

B面には、再び「Motown」の曲を選び、グループ「エルジンズ(The Elgins)」の“Put yourself in my place”の面白いカバー曲を収録した。

1969年 21歳のころ

3年後の1969年、ジャン・パンターは、エディー・グラント(Eddy Grant)と「エルジンズ」作曲の次のシングル“Si si señor”を、レコード会社「President」から発売した。

これは彼女の作品の中で最も素晴らしいものとは言えず、イギリスチャートからは完全に外れてしまった。

しかし、スペイン風のこの曲は、スペインでの発売に適しているし、またシュラガー風でもあるので、ドイツでの発売にも向いてると考えられた。

ジャン・パンターはドイツ語の歌詞で再レコーディングを行い、レコード会社「EMI」の「Columbia」から発売。

ドイツ市場向けにはジャネット・パンター(Janet Panter)という名で売り出した。

ドイツではジャンというのは男性名なので、混乱を避けるためだ。ちなみにB面の“Stella in lights”もまた、違うバックではあるが“Wenn die Liebe kommt”として再レコーディングされた。

残念ながら、オリジナルの英語バージョンと同じような結果となり、彼女のレコーディング活動は終わりとなった。

出典:Ready Steady Girls

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ジャン・パンター(Jan Panter)のディスコグラフィ

ジャン・パンター(Jan Panter)のシングル(EP)

ジャン・パンター(Jan Panter)のシングル(EP)
  1. Scratch My Back  2 versions Pye Records 1966
  2. Si Si Señor / Estrella Brillante  1969
  3. Si Si Señor / Wenn Die Liebe Kommt ‎(7″, Single, TP) 発売日不明

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