エイドリアン・ポスタ(Adrienne Poster)について【イギリス】

アドリアンヌ・ポスター(Adrienne Poster)について【イギリス】
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エイドリアン・ポスター(Adrienne Poster)は、『To sir with love』『Up the junction』といった1960年代を象徴するイギリス映画での役でよく知られるている。

しかし、プロデューサー「アンドリュー・ルーグ・オールダム(Andrew Loog Oldham)」のサポートの下、また一時はミック・ジャガー(Mick Jagger)やケイス・リチャード(Keith Richards)作曲で、彼女は1960年代中期にハイクオリティな作品をレコーディングした。

エイドリアン・ポスター(Adrienne Poster)のバイオグラフィ

エイドリアン・ポスター(Adrienne Poster)のバイオグラフィ

1948年3月1日生まれ。幼い頃から演技をすることが大好きで、イタリア・コンティ・アカデミー(the Italia Conti Academy)という評判の高い演劇訓練学校へ通った。

後に、スモール・フェイセス(Small Faces)のリード歌手となるスティーブ・マリオット(Steve Marriott)とこの学校で出会い、交際をスタート。

1963年

1963年、彼が「モーメント(Moments)」というバンドで活動しているころ、エイドリアン・ポスターはステージでよく彼に参加し“Twist and shout”をデュエットしていた。

この頃には、彼女は人前に出ることを楽しんでおり、1957年にはテレビの病院ドラマ『No time for tears』でキャシー(Cathy)役を演じたり、1960年代初期のテレビシリーズ『Harper’s West One and Top secret』に出演した。

「ローリング・ストーンズ(Rolling Stones)」をはじめ、マリアンヌ・フェイスフル(Marianne Faithfull)、バリー・セント・ジョン(Barry St John)、バシュティ(Vashti (Bunyan)といった、英国女性歌手たちのプロデューサーである、天才プロデューサー、アンドリュー・ルーグ・オールダムに面倒を見てもらい、彼女はデッカ(Decca)へ変わる前のオリオール(Oriole)レーベルとレコード契約を結んだ。

デビューシングル“Only fifteen”は1963年に発売され、彼女の若さをアピールした(B面は“There’s nothing you can do about that”)。

1964年

オールダムは、ミック・ジャガーとケイス・リチャードを説得し、彼らの曲“Shang a doo lang”をエイドリアン・ポスターの次のシングルとして1964年3月に発売した。

英国女性歌手の重要人物「チャールズ・ブラックウェル(Charles Blackwell)」はこの曲のディレクションをすることに成功した。

結果として、当時ロンドンでレコーディング中であった、アメリカの伝説的プロデューサー、フィル・スペクター(Phil Spector)への敬意を表するような形となった。

エイドリアン・ポスターが音楽に興味を持つようになったのはこの頃だ。

ローリング・ストーンズの協力を得ることで、彼女はチャートのより上位へ行くことを期待された。

しかし悲しいことに、そうはならなかった。ロンドンのプレミアパーティーのランクへと昇格はしたのだが(実際、マリアンヌ・フェイスフルがミック・ジャガーと初めて会ったのはこのパーティーだった)。

評判の上がった彼女はその秋、『The human jungle』シリーズで、イギリスのテレビシーンへ舞い戻った。

1965年

同時に、質の高いレコーディング機材も与えられ、1965年に発表したグループ風の“He doesn’t love me”は一般的に彼女の最も優れたレコーディングと考えられている。

このシングルには「モータウン(Motown)レーベル」所属グループのテンプテーションズ(the Temptations)のカバーである“The way you do the things you do”がB面として収録されている。

このシングルは、1965年3月にラジオロンドンの『Big L Fab Forty』で取り上げられた。

続いて“The wind that blows”がその年の後半に発売され、彼女はフォークサウンドを表しはじめる。しかしB面の曲からは、アメリカのグループスタイルを感じられる。

この“Backstreet girl”は、アメリカのシンガーソングライター、ジャッキー・デ・シャンソン(Jackie De Shannon)とシャロン・シーリー(Sharon Sheeley)作曲の、あまり知られていないダイアナ・ダウン(Diana Dawn)の曲のカバーであり、原曲より優れている。

国際的に名を売るために、彼女は1965年の「クノックカップ(Knokke Cup)」へ参加した。これはベルギーで開催されたソングフェスティバルであり、彼女はイタリアのイヴァ・ザニッキー(Iva Zanicchi)、ベルギーのリリアン(Liliane)、オランダのスージー(Suzie)らと共に登場した。

その年の最後のシングルとして、マーガレット・マンドルフ(Margaret Mandolph)の“Something beautiful”が与えられた。

彼女の、ストンピーでスピードアップしたバージョンは、ノーザンソウルダンスシーンから支持を得た(B面は“So glad you’re mine”)。

1966年

1966年までに、シラ・ブラック(Cilla Black)やサンディー・ショウ(Sandie Shaw)を含む他の英国女性シンガーたちの多くは、バート・バカラック(Burt Bacharach)とハル・デイビッド(Hal David)による曲のカバーで、ヒットを出していた。

チャンスを見て、デッカは彼女のためにこの2人組(バート・バカラックとハル・デイブッド)の過去の作品から曲を選んだ。

エイドリアン・ポスターは彼らの“They long to be close to you”を引き受け、これは彼女のこのレーベルからの最後の45レコードのA面となり、“How can I hurt you”がB面となった。

音楽ディレクターはイヴォール・レイモンド(Ivor Raymonde)が務めた。

ダスティ・スプリングフィールド(Dusty Springfield)との仕事で最も有名な人物だ。

興味深いことに、この曲の発売のためにエイドリアン・ポスターは苗字をポスタ(Posta)へと変更した。現在は、この名で彼女は知られている。

レコードの売り上げに失敗すると、彼女は女優としてのキャリアへ努力を注ごうと決意する。1966年1月に放送されたテレビドラマ『The master』に出演したが、そこから彼女はより大きなスクリーンを目標とする。

1967年

1967年の映画『Here we go round the mulberry bush』に初めて出演し、ブリーチされたブロンドのリンダ(Linda)として、ティーンの男子を誘惑する役を演じた。

この映画はジュディ・ギーソン(Judy Geeson)が主演を務めている。

すぐに次の役『To sir with love』のモリーナ・ジョセフ(Moira Joseph)が決まる。再びジュディ・ギーソン演じるパメラ・デア(Pamela Dare)、ルル(Lulu)演じるバーバラ・ペッグ(Barbara Pegg)のクラスメイト役であった。

この成功に続き、『Up the junction』でのルーブ(Rube)役も手に入れた。この役は初め、ルルへオファーされたのだが、スコットランドの歌姫にとって、不法の妊娠中絶を行うこの役はイメージと違うということで却下された。

1970年代

1970年代も、エイドリアン・ポスターは『Up Pompeii』や『Carry on behind』といったイギリス古典映画に多く出演した。

彼女はその後も、時々シングルをリリースし続けた。

1973年の“Dog song”は、彼の夫であり、後にレインボー(Rainbow)加入で有名となるグラハム・ボネット(Graham Bonnet)作曲。

1976年、彼女も出演した映画『Adventures of a taxi driver』からの曲 “Cruisin’ Casanova ”などがある。

テレビでは、1970年代、80年代に『Dixon of Dock Green』『Till death do us part』 『Minder』 『The gentle touch』『Boon』などに出演した。

出典:Ready Steady Girls

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エイドリアン・ポスタ(Adrienne Poster)のディスコグラフィ

Adrienne Posterとしての録音

1963年 “Only Fifteen” / “There’s Nothing You Can Do About That” 
1964年 “Shang A Doo Lang” / “When A Girl Really Loves You”
1965年 “He Doesn’t Love Me” / “The Way You Do The Things You Do” 
1965年 “The Winds That Blow” / “Backstreet Girl” 
1966年 “Something Beautiful” / “So Glad You’re Mine”

 Adrienne Postaとしての録音

1966年”They Long To Be Close To You” / “How Can I Hurt You?” 
1973年”Dog Song” / “Express Yourself” 
1976年 “Cruisin’ Casanova” / “Sing Me” 

 Jonathan King’s group, The Pigletsとしての録音

1971年”Johnny Reggae” / backing track

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