グニラ・ソーン(Gunilla Thorn)について【スウェーデン】

グニラ・ソーン(Gunilla Thorn)について【スウェーデン】
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スウェーデンの女性歌手「グニラ・ソーン(Gunilla Thorn)」は、異端のプロデューサー、ジョー・ミーク(Joe Meek)とのコラボレーションのおかげで、音楽界の歴史に名を残すことができた。

しかし、後にデンマークのグループ「The Beethovens」と共にレコーディングした、ガレージミュージックの珠玉“Jealous woman”が、おそらく彼女の中でベストの作品であろう。

グニラ・ソーン(Gunilla Thorn)のバイオグラフィ

グニラ・ソーンは、1944年5月14日、スウェーデンのマルメ(Malmö)に生まれる。

彼女がレコーディング活動を始めたのは、カメラマンのジャン・オロフソン(Jan Olofsson)がきっかけだった。

彼は自らグニラ・ソーンのマネージャーとなり、彼女をロンドンへ連れて行き、1963年、伝説のプロデューサー、ジョー・ミークに紹介した。

オーディション合格後、彼女はシングル“Merry go round”をレコーディング。ミークはすでに、ジョフ・ゴダード(Geoff Goddard)作曲のこの曲を、ビリー・デイヴィス(Billie Davis)とレコーディングしていたが、発売はしていなかった。

ちなみに興味深いことに、グループ「Deep Purple」結成前のリッチー・ブラックモア(Richie Blackmore)は「The Tornadoes」の一員としてミークのセッションギタリストであり、グニラのレコーディングのために演奏した。

1963年 19歳のころ

1963年11月、B面に“Go on then”を収録してこのシングルは発売された。

テレビ番組『Juke box jury』などでプロモーションを行ったが、売り上げには失敗してしまう。ミークはレコーディングを急いだのだが、ダメだった。

彼とグニラとのセッションでさらに2曲、“He’s mine”と“We’re chasing something in another way”がレコーディングされたが、発売されないままとなっている。

ロンドンでの経験は素晴らしかったと、グニラ・ソーンは語っている。特に、グループ「サーチャーズ(The Searchers)」やスクリーミング・ロード・サッチ(Screaming Lord Sutch)、そして後にはジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)といったスターと親しく交流を持てたからであると。

1965年 21歳のころ

ロンドンでミークや「The Tornadoes」と仕事をした後、グニラはデンマークへと向かい、1965年に地元のグループ「The Defenders」と共に“Just a closer walk with thee”を発売した。B面はジョニー・キャッシュ(Johnny Cash)“ I walk the line”のカバー曲である。

1966年 22歳のころ

翌年、別のデンマークのグループ「The Beethovens」と共に、シングル“Jealous woman”を発売。

多くの人たちにとって、これがグニラ・ソーンのベストレコードである。

彼女の、素材のままの、度胸のあるボーカルがうまく現れており、おそらく1960年代の女性ガレージミュージック作品の中でベストの作品のひとつであろう。

この間に彼女はまた、ドイツ、オランダ、スイス、アメリカ、オーストラリア、韓国などをツアーし、イギリスへと戻った。

1967~1968年 23~24歳のころ

1967年から68年にはベトナムに滞在し、アメリカ軍のためにニラ(Nilla)という名前でパフォーマンスを行っている。

さらに彼女は、大金持ちたちのクルーザーでパフォーマンスを行ったりもしたと打ち明けた。

その船はロッテルダム(Rotterdam)を出港し、ワイト島(Isle of Wight:イギリス南部の島)やよりエキゾチックなバミューダ諸島(Bermuda)、そしてニューヨーク(New York)などに立ち寄った。

1970年代、その後…

グニラ・ソーンは、フォークグループ「The Immigrants」のソニー・ゲレーロ(Sonny Guerrero)と短い期間仕事をした後、1970年に音楽業界を去り自身のビジネスを始めた。

出典:Ready Steady Girls

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グニラ・ソーン(Gunilla Thorn)のディスコグラフィ

グニラ・ソーン(Gunilla Thorn)のシングル(EP)

グニラ・ソーン(Gunilla Thorn)のシングル(EP)
  1. Merry Go Round / Go On Then 1963
  2. Just A Closer Walk With Thee / I Walk The Line ‎(7″, Single) 1965
  3. Gunilla Thorn, The Beethovens (2) – Jealous Woman ‎(7″, Single)  1966

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