イヴァナ(Ivana)について【スペイン】

イヴァナ(Ivana)について【スペイン】
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女性歌手「イヴァナ(Ivana)」は、スペインで最もセクシーなイエイエガールのひとりだっが、カーナビーストリート(Carnaby Street)スタイルの若い女の子たちがあらゆる雑誌で特集される時代であっても、レコード業界はイヴァナの声の魅力を充分に引き出すことができず、彼女は、歌手ではなくタレントとして、頻繁にテレビのゲスト出演を行うようになり、映画『A 45 revoluciones por minuto』の主演も務めた。その後、音楽業界から完全に引退した。

1960~1970年代スペインの女性歌手

イヴァナ(Ivana)のバイオグラフィ

イヴァナは、1946年8月、本名マリア・ロサリオ・ガスパル・ディアス(María Rosario Gaspar Díaz)として、スペイン南海岸のマラガ(Malaga)に生まれる。

1964年 17歳~18歳のころ

1964年、マドリッド(Madrid)へ移り、レコード会社「Columbia」と契約を結ぶ。

1965年 18歳~19歳のころ

レコード会社は、1965年のコンテスト『Eurovision』へ出場する代表を選ぶスペイン決勝に彼女を出場させようとしたが、国営放送「TVE」は、代わりにコンチータ・バウティスタ(Conchita Bautista)に“¡Qué bueno, qué bueno!”をパフォーマンスさせることを選んだ。

ちなみにコンチータはバルセロナ(Barcelona)での決勝では優勝したが、全ヨーロッパの決勝ではフランス・ギャル(France Gall)に敗れた。

しかし、「Columbia」はイヴァナのファーストEPのリードトラックとして、この曲をイヴァナのバージョンでも発売した。しかし、このEPの中では “No volveré a llorar por ti ”がファンのお気に入りとなっている。

問題は、レコード会社がイヴァナをどう売り出すべきか分かっていなかったということだ。彼女のイメージは、極端なものから別のものへと変えられた。

1966年 19歳~20歳のころ

デビューEPでは性的な魅力を抑えたが、続く1966年のシングル“Perdónale”のジャケットでは、彼女のビキニ姿(よりによって雪の中で)の写真を使っている。

1966年後半に発売された2枚目のEPでは、中立的な、賢明なイメージを取り入れた。音楽的には、このEPのリードトラックは、ドラマチックな“Es la última noche”で、フランスのスター、シルヴィ・ヴァルタン(Sylvie Vartan)“ It’s not a game”のカバーである、ロックな“Dos veces no”も収録されている。

1967年 20歳~21歳のころ

1967年、コンテスト『Benidorm song festival』に“Algo mágico”で出場するが、イエイエガール仲間のベティナ(Betina)に敗れてしまった。イヴァナの曲はシングルとして発売され、B面には“Bibi”が収録された。

この頃には、イヴァナはスペインのテレビでお馴染みの顔となっており、1967年のシングル“Judy con disfraz ”は人気となった。この曲は、「ジョン・フレッド・アンド・プレイボーイ・バンド(John Fred and the Playboy Band)」“Judy in disguise (with glasses)”のカバーである。

1968年 21歳~22歳のころ

「Columbia」の宣伝部は、以前はイヴァナの売り出し方にためらいがあったかもしれないが、1968年までには、彼女をセクシーな女性として熱心にプロモーションしていた。

1968年初めてとなるシングル“Dias para una mañana”では、全力を出し切っている。このジャケットでは、レザーのミニドレスを着た、肩にかかるロングヘアの彼女の写真が使われている。面白いことに、B面の“Quiero romper tus cartas”がより長い間人気となっている。

1969年 22歳~23歳のころ

交通事故により、イヴァナはしばらくの間活動ができなかった。

その後、『Eurovision』のスペイン代表の座を戦おうという依頼を受ける。

前年にマッシェル(Massiel)が優勝したことを受けて、1969年のコンテストはマドリッドで行われることになっていたので、スペイン決勝は大きく宣伝された。

イヴァナの“Qué bonita es la vida”はおそらく最も見過ごされてしまった曲だろう。最終的に、サロメ(Salomé)がスペイン代表となり、他の3人の女性歌手、イギリスのルル(Lulu)、フランスのフリーダ・ボッカラ(Frida Boccara)、オランダのレニー・クーア(Lennie Kuhr)と、ヨーロッパのトロフィーを分け合うこととなった。

しかしイヴァナは、とてもがっかりしたという訳ではなかった。

ワルド・デ・ロス・リオス(Waldo de los Ríos)の音楽をフィーチャーした映画『A 45 revoluciones por minuto』の主演を務めており、この映画は彼女の活動の中での最高点と考えられている。

この映画の中で彼女は“No me la puedo creer”をパフォーマンスしている。この曲はおそらくミュージカル『Hair』で人気の“Aquarius”を取り入れている。これはシングルとしても発売された。

しかし驚くことに、活動の中での高みに到達している時に、イヴァナは音楽業界を引退し、ジャーナリストとしての活動を選んだ。そこで彼女は成功を収めている。

出典:Ready Steady Girls

イヴァナ(Ivana)の口コミ

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イヴァナ(Ivana)のディスコグラフィ

イヴァナ(Ivana)のシングル(EP)

イヴァナ(Ivana)のシングル(EP)
  1. Perdonale ‎(7″, Single)   1966
  2. Judy Con Disfraz ‎(7″, Single)  1967
  3. Algo Magico ‎(7″, Single)  1967
  4. Dias Para Un Mañana ‎(7″, Single)   1967
  5. Que Bonita Es La Vida ‎(7″, Single)  1969
  6. No Me Lo Puedo Creer ‎(7″, Single, Promo)   1969

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