ブルネッタ/マラ・パシーニ(Brunetta/ Mara Pacini)について【イタリア】

ブルネッタ/マラ・パシーニ(Brunetta/ Mara Pacini)について【スペイン】
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ブルネッタ(Brunetta)、または彼女のグループ「Balubas(バルバス)」という名を知っているイタリア人がほとんどいないのは、残念なことである。

彼女は本名であるマラ・パシーニ(Mara Pacini)という名を含め、様々な姿でいくつかの素晴らしい作品をレコーディングした。“Baluba shake”が特にダンスフロアで人気を保っている。

ブルネッタ(Brunetta)の生い立ち

ブルネッタは、1945年3月7日、本名マラ・パシーニとしてトスカーナ(Tuscany)州のカシーナ(Cascina)に生まれる。

ブルネッタというのは彼女のミドルネームである。

幼い頃から歌うことが好きで、ピアノ、ギター、サクソフォンやオルガンをマスターするなど、素晴らしい音楽の才能を見せていた。

1959年

ブルネッタが、1959年に姉妹で歌った際に注目を集めたところから、ショービジネス界へ打って出た。レコード会社「Ricordi」から契約の申し出を受け、“Baby rock”をファーストシングルとして発売した。ソングライターのモゴール(Mogol)の提案で、ステージネームをブルネッタとした。

すぐに続くシングル“Tutti frutti”や、サム・クック(Sam Cooke)“ You send me”のカバーである“Darling iù”が発売された。

1960年

1960年、彼女はミュージカル映画『Urlatori alla sbarra』にミナ(Mina)やアドリアーノ・チェレンターノ(Adriano Celentano)らスターと共に出演した。

1962年

しかし、彼女のキャリアの始まりはゆっくりとしたもので、1962年のコンテスト『Burlamacco d’oro contest』に“Gocce di stelle”で出場し、知名度が上がることを期待したのだが、失敗に終わった。

1963年

ブルネッタは、1963年にレコード会社「Primary」へと移る。

再スタートでの成功のため、ステージネームを本名へ変えたのだが、その年の夏に発売されたシングルは全く注目されることはなかった。

彼女の“Quelli della mia età”はフランソワーズ・アルディ(Françoise Hardy)“ Tous les garçons et les filles”のカバー曲なのだが、このフランスのスターが自身で発売した翻訳版がイタリアチャートトップとなったので、マラは完全に打ち負かされてしまったのだ。
ライバルであるカトリーヌ・スパーク(Catherine Spaak)によるイタリア語版もまたトップ10入りを果たした。

続いてイタリア語オリジナル曲の“Uffa”をその年の後半にするが、売り上げが伸びなかったため、再びアルディの曲へと戻り、“C’est à l’amour auquel je pense”のカバー“È all’amore che penso”を発売するが、またしてもトップ10入りするヒットとなったのはこのフランス人歌手のほうだった。

1964年

ブルネッタは、“C’è qualcosa che non va”を1964年最初のシングルとして発売するのだが、残念ながらこれも売り上げに失敗し、レコード会社は彼女への興味を失った。

しかし、彼女に才能があることに疑いの余地はなく、彼女は諦めるよりも再スタートすることを選んだ。

1966年

再び、ステージネームをブルネッタとし、レコード会社「Rifi」と契約を結び1966年にカテリーナ・カゼッリ(Caterina Caselli)スタイルの“Mai più ti cercherò”を発売した。

この曲は、実際はティミ・ユーロ(Timi Yuro)“ I ain’t gonna cry no more”のカバーである。ドラマティックなB面曲“Sono pronto a pagar”は、おそらくパトリシア・カロリ(Patricia Carli)のバージョンである“Accusée levez-vous”としてのほうが有名だろう。

素敵なことが起ころうとしていた。

グループ「バルバス」とチームを組んだ後、ブルネッタ、もしくは宣伝された名前としては「Brunetta e i suoi Balubas」は1966年のコンテスト『Pesaro song festival』で素晴らしい曲“Baluba shake”を披露。

彼女たちはこのコンテストを勝ち取り、シングルでも幾らか成功を収めた。この曲はモッズ族のお気に入りとなり、おそらく1960年代のイタリアのビートソングの中では、最も素晴らしい作品のひとつと言えるだろう。

このグループ「バルバス」で、さらに1枚のシングル“Perdono”を発売するが、またしてもカテリーナ・カゼッリに勝つことはできなかった。その後ブルネッタは再びソロ活動へと戻る。

1967年

翌年の1967年、彼女は素晴らしい“Solo per poco tempo”をシングルとして発売し、B面にはナンシー・シナトラ(Nancy Sinatra)とリー・ヘイゼルウッド(Lee Hazlewood)の“Summer wine”のカバーである“Dove vai?”が収録された。

1968年

1968年に「Brunetta and the Sounds」という名前で発売されたキャッチーな“Felicità felicità”で、彼女はパティ・プラヴォ(Patty Pravo)の領域へと迷い込んだ。

1969年以降 その後…

その後いくつかレコード会社を渡り歩き、1969年に“Ti costa così poco”を「Carosello」から、1970年にはプログレッシブ・ロックスタイルの“Grazie amore”を、そして1971年にはアルバム『Carezze d’amore』を「Miura」から発売した。

1970年代は時々他のアーティストのバックボーカルとして活動し、70年代終わりにはデュオ「La Cicale」のひとりとしてさらに1枚のシングルを発売した。

出典:Ready Steady Girls

ブルネッタ/マラ・パシーニ(Brunetta/ Mara Pacini)について【イタリア】の口コミ

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ブルネッタ/マラ・パシーニ(Brunetta/ Mara Pacini)について【イタリア】のディスコグラフィ

  1. Darling, Lù ‎(7″)  1959
  2. Teddy Rock ‎(7″)   1959
  3. The Explosive Brunetta ‎(7″, EP)  1959
  4. Ciclone Brunetta ‎(7″, EP)  1959
  5. Precipito Precipito Precipito ‎(7″, EP) 1959
  6. Baby Rock ‎(7″)  1959
  7. Wendy, Wendy ‎(7″)  1959
  8. Tutti Frutti ‎(7″)  1959
  9. Tutte Storie ‎(7″)  1960
  10. Baci E Ceci ‎(7″)  1960
  11. Mai Più Ti Cercherò / Sono Pronta A Pagar ‎(7″)  1966
  12. Solo Per Poco Tempo / Dove Vai? ‎(7″) 1967
  13. Fausto Leali E I Suoi Novelty / Brunetta – A Chi (Hurt) / Dove Vai? (La Voglia Dell’Estate) ‎(7″, Jukebox)  1967
  14. Roberta Amadei / Brunetta – Accipicchia L’angelicchia / Devo Amare Te / Solo Per Poco Tempo / Dove Vai? ‎(7″, EP)  1968
  15. Brunetta And The Sounds  – Felicità Felicità / Il Nuovo Tema Dell’Amore ‎(7″)  1968
  16. Ti Costa Così Poco ‎(7″)  1969
  17. Senza Te / Grazie Amore ‎(7″)  1970
  18. Brunetta And The Sounds – Felicità Felicità / Il Nuovo Tema Dell’Amore ‎(7″) 発売日不明

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