カトリーヌ・スパーク(Catherine Spaak)について【イタリア】

カトリーヌ・スパーク(Catherine Spaak)について【イタリア】
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もし、フランソワーズ・アルディ(Françoise Hardy)にイタリアのライバルがいたとするなら、それはカトリーヌ・スパーク(Catherine Spaak)だろう。

このブロンドの女性は女優として名声をつかみ、その後アルディのスタイルでアルディのカバーを歌い、たくさんのヒットを記録した。

歌手としての勢いを徐々になくすと、女優やテレビ司会者、ジャーナリストとして活動を続けた。

カトリーヌ・スパーク(Catherine Spaak)の生い立ち

カトリーヌ・スパークは、1945年4月3日、本名も同じくカトリーヌ・スパークとしてパリの西の郊外ブローニャ=ビヤンクール(Boulogne-Billancourt)に生まれる。

彼女の父親はベルギーの脚本家シャルル・スパーク(Charles Spaak)で、叔母のポール=アンリ・スパーク(Paul-Henri Spaak)はベルギーの首相であった。

1959年

1959年の映画『Le trou』のちょっとした役で、彼女は演技の世界へ入る。

1960年

その年の後半にイタリアへ引っ越した時、父親が映画監督のアルベルト・ラットゥアーダ(Alberto Lattuada)に紹介し、彼は彼女を1960年に公開された彼の映画『I dolce inganni』にキャスティングした。

続いて『Le puits aux trois vérités (Il pozzo delle tre verità)』、『La voglia matta』、『Diciottenni al sole』などの作品に出演し、『L’amore difficile』では初めて主役を務めた。彼女は様々な若者役を演じ、ロリータタイプの役が非常に人気となった。

1962年

カトリーヌ・スパークは、この映画での成功と、歌とギターが好きであったこととが相まって、必然的にレコード契約のオファーを受け、1962年にレコード会社「Ricordi」と契約を結んだ。

彼女にスターの地位を与えるため、会社のトップタレントたちがチームを組んだ。

ミナ(Mina)らスターと仕事をしてきたジーノ・パオーリ(Gino Paoli)が作曲し、エンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone)が編曲した“Perdono”が彼女のファーストシングルとして発売され、すぐにイタリアチャートトップ20入りを果たした。

ボーカル的に、彼女はフランスの最新のスター、フランソワーズ・アルディを引き合いに出されたので、会社は彼女にアルディの曲2曲を、イタリア市場向けにレコーディングさせることにした。

1963年

2か国語を併用した“Tous les garçons et les filles (Quelli della mia età)”(B面は“J’ai jeté mon coeur (Ho scherzato con il cuore)”)が1963年に発売され、9月に7位を記録し、アルディのオリジナルとの接戦を演じた。そしてカトリーヌは新しいスターとして認知された。

元気のいい“Prima di te, dopo di te”が同じ月の後半にトップ10入りし、彼女の成功は確実なものとなった。

1963年をもう1枚のヒット“Tu ridi di me”(B面には再び2か国語の“Mes amis, mes copains”)と、それまでのヒット曲といくつかの新曲で構成されたアルバムの発売で締めくくった。

この期間も女優としての活動を衰えることなく続け、ジェーン・フォンダ(Jane Fonda)と共にロジェ・ヴァディム(Roger Vadim)の映画『La ronde』に出演した。

1964年

映画『I malamondo』のサウンドトラックから、非常にアルディ風の“Questi vent’anni miei”が、カトリーヌの1964年の初めてのシングルとして発売された。

続いても映画『La calda vita』から“Non è niente”が発売されたが、映画のヒットにも関わらずこのシングルは、トップ30になんとか食い込むに留まったが、そんなことはどうでもいい。

なんと、コンテスト『Festivalbar song contest』に、トップソングライターのモゴール(Mogol)とヴィト・パラヴィチーニ(Vito Pallavicini)作曲の“L’esercito del surf”で出場し、すぐにチャートに返り咲いたのだ。

この曲は彼女の中で最も有名なヒット曲のひとつとなっている。

1965年

1965年に発売したアルバム『Noi siamo i giovani』(タイトルは“L’esercito del surf”のコーラスから付けられた)はよく売れた。

これにはシングル“La nostra primavera”と“In un giardino”も収録されたが、これらは以前の作品ほど関心を集めることはできなかった。

1967年

ロッド・テイラー(Rod Taylor)の相手役として1967年のアメリカ映画『Hotel』に出演した後、カトリーヌはここ数年で初めてのレコードを発売した。

素晴らしいラウンジミュージックの“La notte è fatta per rubare”で、これは同タイトル映画のサウンドトラックからの1曲だ。この頃から、彼女がレコーディングスタジオへ行くのは単発的になった。

1968年

新しい方向性を探す中で、カトリーヌ・スパークは1968年にオペレッタ『La vendova allegra』で歌手ジョニー・ドレルリ(Johnny Dorelli)と共演した。

このふたりは仕事上でもプライベートでも、その後の関係を続けていった。

1970年代、その後…

彼女はまたレコード会社を「Det」へ移り、再びモゴール作曲の“Igor e Natacha”を発売した。

“Oh!”と“I regali del passato”を発売した後、カトリーヌとドレルリはデュエットとして、1972年の“Song sung blue”、1973年の“ Una serata insieme a te”などで成功を収めた。

残りの1970年代、カトリーヌは女優としての活動に重点を置き、時々レコードも発売した。

1987年、彼女は15年間続くことになるテレビのトーク番組『Harem』を始める。この頃までにはジャーナリストとしても活動をしており、新聞『Il corriere della sera』などのために記事を書いていた。

より最近では、主に劇場で女優活動を続けながら、リアリティテレビ番組『Ballando con le stelle』にも出演した。

出典:Ready Steady Girls

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カトリーヌ・スパーク(Catherine Spaak)について【イタリア】のディスコグラフィ

カトリーヌ・スパーク(Catherine Spaak)のアルバム(LP)

  1. Catherine Spaak 1963
  2. Noi siamo i giovani  1964
  3. Spaak – Dorelli – Promesse… Promesse … ‎(LP, Album) 1970
  4. J. Dorelli & C. Spaak – Toi Et Moi ‎(LP)  1974
  5. Catherine Spaak ‎(LP, Gat)  1976
  6. La Nostra Primavera ‎(LP, Album) 発売日不明

カトリーヌ・スパーク(Catherine Spaak)のシングル(EP)

  1. Perdono ‎(7″)  1962
  2. Prima Di Te, Dopo Di Te 1963
  3. Tu Ridi Di Me 1963
  4. Tous Les Garçons Et Les Filles (Quelli Della Mia Età)   1963
  5. Toi, Tu Te Ris De Moi ‎(7″, EP) 1963
  6. Tous Les Garçons Et Les Filles / Perdono / J’ai Jeté Mon Coeur / Tu E Io ‎(7″, EP)  1963
  7. L’Esercito Del Surf / Mi Fai Paura 1964
  8. Non È Niente 1964
  9. Tu Ridi Di Me ‎(7″) 1964
  10. Penso A Te ‎(7″, EP) 1964
  11. Questi Vent’Anni Miei ‎(7″)  1964
  12. Se Mi Vuoi Mi Vuoi  1965
  13. Mes Amis, Mes Copains / Noi Due ‎(7″) 1965
  14. Gino Con Pat E Clebert / The Yardbirds / I Dik Dik / Catherine Spaak – Io Non T’Amo Più / Pafff…Bum / 1-2-3 / Ieri (Yesterday) ‎(7″, EP, Promo) 1966
  15. Ieri ‎(7″) 1966
  16. La Notte È Fatta Per Rubare 1967
  17. La Vedova Allegra ‎(7″)  1968
  18. Igor E Natacha ‎(7″)  1969
  19. Catherine Spaak, Stelvio Cipriani – Oh! / Qualcosa sta cambiando ‎(7″)  1969
  20. Con Quale Amore, Con Quanto Amore 1970
  21. Tant D’amour ‎(7″, Single)  1970
  22. Catherine Spaak – Johnny Dorelli – Non Mi Innamoro Più / Promesse Promesse ‎(7″) 1970
  23. Johnny Dorelli & Catherine Spaak – Il Padrino 1972
  24. Catherine Spaak – Johnny Dorelli / Danny B. Besquet* – Una Serata Insieme A Te / Questo È Lei ‎(7″, Jukebox)  1973
  25. Johnny Dorelli E Catherine Spaak – Una Serata Insieme A Te ‎(7″) 1973
  26. J. Dorelli & C. Spaak – Cosi Un Uomo E Una Donna / Proviamo A Innamorarci ‎(7″, Single) 1974
  27. Un’Estate ‎(7″) CBS CGD 3461 1975 Dieci Anni In Più / Mi Sono Innamorata Di Mio Marito  1976
  28. Marcella / Catherine Spaak – Impazzire Ti Farò / Mi Sono Innamorata Di Mio Marito ‎(7″, Jukebox) 1976
  29. Vivere Con Te ‎(7″) 1977
  30. Pasticcio / Canterai Se Canterò ‎(7″, Promo) 1979
  31. Primo Di Te, Dopo Di Te/Tous Les Garcons Et Les Filles ‎(7″, Single) 発売日不明

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