イーヴァ・ザニッキ(Iva Zanicchi)について【イタリア】

イヴァ・ザニッキ(Iva Zanicchi)について【イタリア】
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イタリアの歌手「イーヴァ・ザニッキ(Iva Zanicchi)」は、誰もが認める、コンテスト『San Remo song festival』の女王であった。

1960年代と70年代に合計3度の優勝を手にしている。彼女はこの20年間にソウルフルなスタイルのヒットをたくさん記録してもおり、現在でもイタリアのテレビでお馴染みの顔となっている。

1960~1970年代イタリアの女性歌手

イーヴァ・ザニッキ(Iva Zanicchi)のバイオグラフィ

イーヴァ・ザニッキは、1940年1月18日、イタリア北部のレッジョ・エミリア(Reggio Emilia)近郊のリゴンキオ(Lagonchio)に生まれる。

1961年 20歳~21歳のころ

1961年、地元紙主催の歌のコンテストに優勝し、翌年、コンテスト『Castrocaro』の新人部門に参加することになった。

1963年 22歳~23歳のころ

その結果、レコード会社「Ri-Fi」と契約を結び、1963年5月にファーストシングル“Zero in amore”を発売した。しかしこの曲も、続いてその年の後半に発売された“Tu dirai”も、どちらも売れなかった。

1964年 23歳~24歳のころ

1964年、アメリカの歌手ソロモン・バーク(Solomon Burke)“ Cry to me”のイタリア語バージョンである“Come ti vorrei”を発売すると、彼女の運気が変わった。

この曲は40万枚を超える売り上げを記録したのだ。

ソウルフルなこの曲は、彼女の豊かなボーカルをうまく示すことができており、今後のほとんどの彼女の作品を方向づけた。

2番目のヒットとなったのは、1964年8月に発売された、アメリカの歌手チャック・ジャクスン(Chuck Jackson)“ Getting ready for the heartbreak”のカバー“Credi”で、これによりイタリア女性スター界での彼女の地位が確立した。

1965年 24歳~25歳のころ

1965年は、コンテスト『San Remo song festival』への出場で幕を開けた。

当時は、イタリアの歌手と外国の歌手の2名が、各曲をパフォーマンスするというスタイルだった。イーヴァとアメリカのスター、ジーン・ピットニー(Gene Pitney)は“I tuoi anni più belli”をパフォーマンスした。この曲は決勝へ進むことはできなかったが、それでもイーヴァのヒット曲となった。

その年の後半、イージーリスニングの“Accarezzami amore”でコンテスト『Canzone per l’estate』に出場したが、あまり成功はしなかった。

しかしこの曲は、同じ年に発売された彼女の素晴らしいファーストアルバムに収録された。

このアルバムには、その年の彼女の最後のシングルとなる“Caro mio”と、そのB面曲で、イギリスの歌手ルル(Lulu)のオリジナルで、グループ「Them」がヒットを出した、“Non tornar mai”も収録されている。

1966年 25歳~26歳のころ

イーヴァ・ザニッキは1966年、『San Remo festival』へ再び参加し、優しい“La notte dell’addio”をパフォーマンスした。

イーヴァとヴィック・ダナ(Vic Dana)がパフォーマンスを行ったこの曲は、(おそらくより素晴らしかった)カテリーナ・カゼッリ(Caterina Caselli)とフランソワーズ・アルディ(Françoise Hardy)のエントリー曲を上回る、7位という結果を得た。

その夏、再び『Canzone per l’estate contest』にも参加し、最新曲“Fra noi”を歌った。どちらの曲もイタリアチャートのトップ30に入った。

その年、“Ma pecchè”と“Monete d’oro”もシングルとして発売されたが、どちらも売れ行きはよくなかった。

1967年 26歳~27歳のころ

1967年1月、この頃にはお馴染みのようになっていた『San Remo festival』で、力強い“Non pensare a me”を歌った。

この曲で勝利を掴み、イーヴァともうひとりのパフォーマーであるクラウディオ・ビルラ(Claudio Villa)の2人とも、それぞれのバージョンでヒットを記録。

1967年の『Disco per l’estate』での曲“Quel momento”と、グループ「アイク・アンド・ティナ・ターナー(Ike and Tina Turner)」のクラシックな“River deep, mountain high”のカバー曲である“Le montagne”、そして“Love me tender”のカバー“Dolcemente”がその年の後半にシングルとして発売された。

1968年 27歳~28歳のころ

1968年の『San Remo』での“Per vivere”は、ぱっとしないパフォーマンスとなり、決勝に進むことはできなかった。しかし『Canzone per l’estate』のエントリー曲“Amore amor”はヒットとなった。

その年の夏に発売されたシュラガー風の“La felicità”で、レコードの買い手たちは混乱してしまうが、それでもこれはチャートヒットとなった。そしてグループ「ライチャス・ブラザーズ(Righteous Brothers)」の非常にシックな“Unchained melody”のカバー、“Senza catente”でこの年を締めくくった。

1969年 28歳~29歳のころ

1969年もまた良い1年となった。

『San Remo festival』で“Zingara”が1位となり、この曲はチャート上でのビッグヒットとなり、彼女のテーマ曲となった。

この優勝により、その年マドリッド(Madrid)で開催されたコンテスト『Eurovision』にイタリア代表として参加することができた。しかし、豪華な“Due grosse lacrime bianche”は審判たちの心を掴むことができず、がっかりするような同率13位となった。

またこの曲はイタリアでの売り上げにも失敗した。ちなみにその年の優勝者は、イギリスのルルを含む4人の女性歌手たちだった。

1969年には続いて “Un bacio sulla fronte”、“Che vuoi che sia”、グループ「プラターズ(Platters)」“My prayer”のカバーで、コンテスト『Canzonissima festival』でパフォーマンスした“Vivrò”が発売されたが、どのシングルも『San Remo』の優勝曲のようなヒットにはならなかった。

1970年代、その後…

イーヴァ・ザニッキは、必然的に、再び1970年のコンテストにも“L’arca di Noè”で参加し、1974年には“Ciao cara come stai?”で再び優勝を掴んだ。

1970年代を通してたくさんのヒットを記録し続け、その後1980年代半ばからは、ゲームショーの司会として女優活動にも手を広げた。

その後、彼女は政界にも手を広げた。(成功はしなかったが、)1999年の選挙で、シルヴィア・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)の保守政党「Forza Italy」の議席にチャレンジした。

後に彼女は欧州議会議員(Member of the European Parliament )となった。

現在も、彼女はレコーディングとテレビ出演を続けている。

出典:Ready Steady Girls

イーヴァ・ザニッキ(Iva Zanicchi)の口コミ

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イーヴァ・ザニッキ(Iva Zanicchi)のディスコグラフィ

イーヴァ・ザニッキ(Iva Zanicchi)のシングル(EP)

イーヴァ・ザニッキ(Iva Zanicchi)のシングル(EP)
  1.   Cocki Mazzetti / Fabrizio Ferretti / Iva Zanicchi – Dal VII Festival Della Canzone Italiana In Svizzera ‎(7″, EP)  1963
  2. Zero In Amore ‎(7″)  1963
  3. Iva Zanicchi / Ghigo / Joe E Virginio – Sei Ore / Dai Fai La Brava / La Cabina ‎(7″)  1963
  4. Tu Dirai / 6 Ore ‎(7″)  1963
  5. Come Ti Vorrei / La Nostra Spiaggia   1964
  6. Credi / Resta Sola Come Sei  1964
  7. I Tuoi Anni Più Belli  1965
  8. Accarezzami Amore  1965
  9. Caro Mio  1965
  10. Resta Sola Come Sei ‎(7″, EP)  1965
  11. Accarezzami Amore ‎(7″, EP)  1965
  12. Ma Pecche’ / Tu Saje ‘A Verità    1966
  13. Monete D’Oro / Ci Amiamo Troppo    1966
  14. La Notte Dell’Addio  1966
  15. Giorgio Gaber / Iva Zanicchi – Mai, Mai, Mai (Valentina) / La Notte Dell’Addio ‎(7″, Jukebox)  1966
  16. Yo Te Daria Mas / La Noche Del Adios ‎(7″)  1966
  17. Il Faut Croire En Demain ‎(7″, EP)  1966
  18. Giorgio Gaber / Iva Zanicchi – Mai, Mai, Mai (Valentina) / La Notte Dell’Addio ‎(7″, Jukebox)   1966
  19. La Notte Dell’Addio / Io Ti Daro Di Piu / Caro Mio / Un Altro Giorno Verra ‎(7″, EP)  1966
  20. Fra Noi ‎(7″)   1966
  21. Non Pensare A Me / Vita 1967
  22. Quel Momento / Dove È Lui   1967
  23. I Giganti / Iva Zanicchi – La Tomba Dell’Amore / Vita ‎(7″, Jukebox)  1967
  24. Le Montagne / Vivere, Non Vivere ‎(7″ ) 1967
  25. Dolcemente / Come Stai? Bene!…E Tu ‎(7″)   1967
  26. Iva Zanicchi / Giorgio Gaber – Non Pensare A Me / E Allora Dai ‎(7″, Jukebox)  1967
  27. Non Pensare A Me ‎(7″, EP)   1967
  28. Per Vivere  1968
  29. Amore Amor 1968
  30. La Felicità   1968
  31. Fausto Leali / Iva Zanicchi – San Remo 1968 ‎(7″, EP, Promo)  1968
  32. Arthur Conley / Iva Zanicchi – Più Bellissima / Diverso Dagli Altri (Storybook Children) ‎(7″, Jukebox)  1968
  33. I Giganti / Iva Zanicchi – Summertime / La Felicità ‎(7″, Jukebox)   1968
  34. Senza Catene / Diverso Dagli Altri ‎(7″)  1968
  35. Wilson Pickett E La Sua Orchestra / Iva Zanicchi – Deborah / Per Vivere ‎(7″, Jukebox)   1968
  36. Zingara  8 versions Rifi 1969 Vivrò   1969
  37. Un Bacio Sulla Fronte 1969
  38. Due Grosse Lacrime Bianche / Tienimi Con Te 1969
  39. Iva Zanicchi / Wilson Pickett – Io Sogno / Hey Jude ‎(7″, Jukebox)  1969
  40. Iva Zanicchi / Otis Redding – Due Grosse Lacrime Bianche / Papa’s Got A Brand New Bag ‎(7″, Jukebox)  1969
  41. Wilson Pickett / Iva Zanicchi – Un’Avventura / Zingara ‎(7″, Jukebox)  1969
  42. Ford Apre La Via ‎(7″)  1969
  43. Iva Zanicchi / Giuliano E I Notturni – Un Bacio Sulla Fronte / Ragazzina Ragazzina (Mendocino) ‎(7″, Jukebox)  1969  
  44. Iva Zanicchi, Fausto Leali – XIX Festival San Remo 1969 1969
  45.  Iva Zanicchi / Rossano – Due Grosse Lacrime Bianche / Ti Voglio Tanto Bene ‎(7″, Jukebox)  1969
  46. Vanilla Fudge / Iva Zanicchi – Some Velvet Morning / Che Vuoi Che Sia ‎(7″, Jukebox)   1969
  47. Che Vuoi Che Sia / Perchè Mai ‎(7″) 1969
  48. Un Fiume Amaro / Il Sogno È Fumo  1970
  49. Circus 2000 / Iva Zanicchi – Pioggia Sottile (I Can’t Believe) / Una Storia Di Mezzanotte ‎(7″, Jukebox)  1970
  50. L’Arca Di Noé  4 versions Rifi, Rifi 1970
  51. Un Fiume Amaro / Tienimi Con Te  1970
  52. Iva Zanicchi / Michele – L’Arca Di Noè / L’Addio ‎(7″, Jukebox)  1970
  53. Un Uomo Senza Tempo ‎(7″)  1970
  54. Caro Theodorachis…Iva / Disco Omaggio ‎(7″)  1970
  55. Una Storia Di Mezzanotte ‎(7″)  1970
  56. Crosby, Stills, Nash & Young / Iva Zanicchi – Ohio / Un Fiume Amaro ‎(7″, Jukebox)  1970
  57. La Riva Bianca La Riva Nera  1971
  58. Iva Canta Sus Canciones  1971
  59. Coraggio E Paura ‎(7″) Rifi, Rifi RFN-NP 16469, RFN NP 16469 1971
  60. Iva Zanicchi / Giulio Di Dio E La Sua Tromba – Sul Nostro Giorno Amaro / Love Story ‎(7″, Jukebox)  1971
  61. Ocean (3) / Iva Zanicchi – Put Your Hand In The Hand / La Riva Bianca – La Riva Nera ‎(7″, Jukebox)  1971

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