イザベラ・イアネッティ(Isabella Iannetti)について【イタリア】

イザベラ・イアネッティ(Isabella Iannetti)について【イタリア】
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イタリアの歌手「イザベラ・イアネッティ(Isabella Iannetti)」は、1960年代に20枚ほどのシングルと、1枚のアルバムを発売した。

しかし、すでに地位を築いていた他のスターたちと似ていたので、ポップス界のプレミアリーグに彼女自身の地位を築くことはできなかった。60年代を通して、彼女は様々なソングコンテストに出場した。

イザベラ・イアネッティ(Isabella Iannetti)のバイオグラフィ

イザベラ・イアネッティは、1945年4月25日、本名カルメラ・ヤネッティ(Carmela Jannetti)として、イタリア南東部のトラーニ(Trani)に生まれる。子供の頃、ピアノとギターを学び、歌のレッスンも受けた。

1963年 17歳~18歳のころ

イザベラ(現在知られている名)は、あるタレントコンテストに出場した後、1963年にコンテスト『Cantagiro』の新人部門に招待された。

ツイストに影響を受けたイザベラ・イアネッティの曲“T’hanno visto domenica sera”は、アドリアーノ・チェレンターノ(Adriano Celentano)やミキ・デル・プレット(Miki Del Prete)、モゴール(Mogol)といった有名人を含むチームによる作曲で、これが見事2位となった。

レコード会社「Royal」からシングルとして発売されたが、スター、ペピーノ・ディ・カプリ(Peppino di Capri)によるバージョンも発売されたため売り上げに支障をきたし、2人のバージョン共にイタリアチャートトップ10のわずかに圏外となった。

しかしイザベラ・イアネッティにとってより大きな問題だったのは、この曲により、レコード会社が明らかに彼女を新しいティーンスター、リタ・パヴォーネ(Rita Pavone)のように売り出そうとしたことで、続く優しい曲“Un ragazzo così”もまた、容易にパヴォーネの作品として通用しそうなものだった。この曲がトップ40入りを逃し、イザベラは「Royalレコード」を去った。

1964年 18歳~19歳のころ

イザベラ・イアネッティは、幸運にもレコード会社「Durium」から契約のオファーを受け、数枚の高品質な作品が彼女に提供された。まず初めに、1964年のコンテスト『Cantagiro』に“Va… tu sei libero”でエントリーした。

これはアメリカのスター、レスリー・ゴーア(Lesley Gore)“ You don’t own me”のカバーで、レスリー自身もすでにイタリア語でレコーディングしていた。

続いてその年の秋、“Quanti ragazzi”が発売。

これは再びアドリアーノ・チェレンターノと、いわゆる彼の「一族」による作曲で、おそらくイザベラのベスト作品のひとつだろう。

どちらの曲もヒットとはならず、彼女はコンテスト『Un disco per l’estate』に出場した。このコンテストはその時だけラジオで放送された。

1965年 19歳~20歳のころ

エントリー曲“Sono tanto innamorata”は彼女の中での最大ヒットとなり、1965年6月のチャートで2週間10位を記録した。

続いてコンテスト『Naples festival』に出場し、“Guardame. Vivrei di pane”をパフォーマンスした。これはその年最後の彼女のシングルとして発売されたが、ファンたちのお気に入りはB面の“M’hai detto ciao”のほうである。

1966年 20歳~21歳のころ

1966年は、イザベラ・イアネッティにとって良い1年だった。

マルタで開催されたコンテスト『Italian song contest』に“C’è lui chi me consola”で優勝し、テレビ放送されたコンテスト『Un disco per l’estate』の決勝に“L’amore nei ragazzi come noi”で出場したおである。

この曲が21位となり、それにより彼女の最初で最後となるLP『Ecco Isabella Iannetti』の発売につながった。

その年の後半にコンテスト『Rose festival』でパフォーマンスした“Una danza al chiar di luna”もまた、シングルとして発売された。

1967年 21歳~22歳のころ

初めの頃は貧相なリタ・パヴォーネとして見られていたイザベラ・イアネッティは、1967年の『Un disco per l’estate』のエントリー曲“Corriamo”で今度は、カテリーナ・カゼッリ(Caterina Caselli )の有頂天版として見られた。

この曲はその夏のチャートで11位となったが、よりビッグなスター、カゼッリの前年のヒット曲“Perdono”が、好ましくない比較対象として引き合いに出されたのだ。

『Rose festival』のエントリー曲である、とても口ずさみやすい“Una testa dura”では、残念ながら彼女のチャートヒットを維持することはできなかった。

1968年 22歳~23歳のころ

イザベラ・イアネッティは、1968年に、名誉あるコンテスト『San Remo song festival』に“Stannote sentirai una canzone”で出場しようと試みたが、最初のハードルでつまづき、出場することができなかった。

しかし彼女は気を取り直し、その夏の『Un disco per l’estate』に、よりカゼッリ風の“Ricorda, ricorda”で出場。

面白いことに、B面の“Melodia”がより成功を収めた。

エンゲルベルト・フンパーディンク(Engelbert Humperdinck)によるバージョン“The way it used to be”が、数か月後にイギリスチャートで3位を記録するヒットとなったのだ。

ちなみに彼は前年にも同様のことを、アンナ・イデンティチ(Anna Identici)の『San Remo』のエントリー曲“Quando m’innamoro”でも行っている。

“Ricorda, ricorda ”もまた、スペインで“Recuerda, recuerda”として再レコーディングが行われた。

ハンガリーに戻ると、その年3枚目のシングルとして、イージーリスニングの“È stato bello per me”が発売され、その後“Natale è qui ”がクリスマス市場向けに発売。

1969年 23歳~24歳のころ

『San Remo』への2度目の挑戦は、より成功するものとなった。

しかし、作曲者であるメモ・レミージ(Memo Remigi)自身もパフォーマンスを行った“La famiglia”は、1969年のコンテストで決勝に進むことはできなかった。

ちなみにその年の優勝者は、“Zingara”を歌ったイヴァ・ザニッキ(va Zanicchi )だった。

この頃までにはイザベラ・イアネッティは、『Un disco per l’estate』の毎年お馴染みの顔となっており、1969年のエントリー曲“Cuore innamorato”は、その夏のチャートで12位に入るヒットとなった。

1960年代最後のシングルとなったのは“La lettera”だが、惜しくもトップ40入りを逃した。

1970年代、その後…

イザベラ・イアネッティは、1970年代初期もレコーディングを続け、“Il mare in cartolina”(1970年の『Disco per l’estate』エントリー曲)やこれも1970年の“Falsità”、1971年の“Senza sole”や1972年の“Partita per amore”といったシングルを発売した。

そして、1970年代半ば、音楽業界を引退し、家族を持った。

出典:Ready Steady Girls

イザベラ・イアネッティ(Isabella Iannetti)について【イタリア】の口コミ

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イザベラ・イアネッティ(Isabella Iannetti)のディスコグラフィ

イザベラ・イアネッティ(Isabella Iannetti)のシングル(EP)

イザベラ・イアネッティ(Isabella Iannetti)のシングル(EP)
    1. Un Ragazzo Così / Non Lo Farò Mai Più 1963
    2. T’Hanno Visto Domenica Sera / In Cima Ai Miei Pensieri  1963
    3. Quanti Ragazzi! 1964
    4. Va…Tu Sei Libero / Sola Fra Sole E Sale 1964
    5. Vivrei Di Pane 1965
    6. Sono Tanto Innamorata    1965
    7. Nini Rosso – Isabella Iannetti – Nini Rosso – Isabella Iannetti ‎(7″, EP)  1965
    8. Mario Zelinotti – Isabella Iannetti – Mario Zelinotti – Isabella Iannetti ‎(7″, EP)  1965
    9. Guardame ‎(7″)   1965
    10. L’Amore Nei Ragazzi Come Noi / C’È Lui Che Mi Consola  1966
    11. イザベラ・イアネッティ(Isabella Iannetti)のEP
    12. Corriamo  1967
    13. Una Testa Dura  1967
    14. Ricorda Ricorda  1968
    15. È Stato Bello Per Me 1968
    16. Corriamo ‎(7″)   1968
    17. Stanotte Sentirai Una Canzone ‎(7″) 1968
    18. Una Famiglia  1969
    19. La Lettera / Ora Che Ti Amo 1969
    20. Cuore Innamorato 1969
    21. Isabella Iannetti / Rocky Roberts – Una Famiglia / Le Belle Donne ‎(7″, Jukebox)  1969
    22. Il Mare In Cartolina ‎(7″)  1970
    23. Mario Zelinotti / Isabella Iannetti – Dove Andranno Le Nuvole / Il Mare In Cartolina ‎(7″, Jukebox)  1970
    24. Falsità ‎(7″)  1970
    25. Senza Sole ‎(7″)  971
    26. Cronaca Ore 6 / Gente del Circo ‎(7″, Single)  1975
    27. Il Gatto E La Volpe / Ma Lo Vuoi Capire ‎(7″)  発売日不明
    28. Isabella Iannetti / Beppe Cardile – T’Hanno Visto Domenica Sera ‎(7″, EP, Mono)  発売日不明

    イザベラ・イアネッティ(Isabella Iannetti)のアルバム(LP)

    『Ecco』(1966)

    『Ecco』(1966)

    【曲順】

    1. Sono Tanto Innamorata 
    2. Vivrei Di Pane
    3. La Felicita’
    4. Quanti Ragazzi
    5. In Cima Ai Miei Pensieri
    6. M’hai Detto Ciao
    7. L’amore Nei Ragazzi Come Noi
    8. C’e’ Lui Che Mi Consola
    9. T’hanno Visto Domenica Sera
    10. Va… Tu Sei Libero
    11. No, Non Ti Lascero’
    12. Sola Fra Sole E Sale

     

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