アンナ・マリア・イッツォ(Anna Maria Izzo)について【イタリア】

アンナ・マリア・イッツォ(Anna Maria Izzo)について【イタリア】
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リタ・パヴォーネ(Rita Pavone)の後ろから抜け出した後、イタリアの歌手「アンナ・マリア・イッツォ(Anna Maria Izzo)」は2つのスタイルでポップス界に挑んだ。

グループ「La Cricca」の一員として、そしてソリストとして。特色のあるボーカルのおかげで、彼女は他の大勢の歌手から一歩抜きん出ることができたのだ。

アップテンポのイエイエとダウンビートのバラードという彼女の特色は、1960年代のチャート上での控えめな成功とは裏腹に、確実なファン層を作り上げた。

アンナ・マリア・イッツォ(Anna Maria Izzo)の生い立ち

アンナ・マリア・イッツォは、1947年1月15日、イタリアの首都ローマ(Rome)に生まれる。

彼女は赤毛のスター、リタ・パヴォーネのバックボーカルグループ「Collettoni」のひとりとして、プロ歌手としての活動を始める。

1964年

1964年に彼女はレコード会社「ARC」と契約を結んだ。スター、リトル・トニー(Little Tony)の弟で、歌手でありギタリストであるエンリコ・チアッチ(Enrico Ciacci)がグルーブを結成させ、女性ボーカリストを探していたのだ。

そこでアンナ・マリア・イッツォは男女混成の6人組グループ「La Cricca」のリードボーカルを務めることとなる。

残りの4人のメンバーは、ファブリツィオ・ブルネッティ(Fabrizio Brunetti)、ボーカルのマッシーモ・カミロッティ(Massimo Camilotti)とローラ・カミロッティ( Laura Camilotti)姉妹、ボーカルとギターのマリーサ・フィオンダ(Marisa Fionda)である。

このグループは1964年にコンテスト『Cantagiro』に登場する。これは毎年行われるコンテストで、グループ部門がある。

彼らの“Il surf delle mattonelle”はイタリア版イエイエサウンドで、たちまちヒットとなり、トップ40に入った。

彼らは後に、1965年公開映画『Questo pazzo, pazzo mondo della canzone』の曲を歌う依頼を受ける。

その間、1964年に2枚目の45レコードとなる“Amico va”が店頭に並んだ。先の作品ほど成功はしなかったが、この曲はエンリコ・チアッチをリードボーカルとしてフィーチャーしている。B面にはベティ・エヴェレット(Betty Everett)の“It’s in his kiss”のカバー、“Ora siamo grandi”が収録されている。

1965年とアンナ・マリア・イッツォのソロ活動

アンナ・マリアはソロ活動をスタートさせるため、「ARC」に取り入り始める。

グループ「ザ・スプリームス(The Supremes)」がヨーロッパの市場、特にイギリスでよく売れており、彼らの“Where did our love go”をイタリア市場向けにカバーすることが決定した。

セルジオ・バルドッティ(Sergio Bardotti)による新しい歌詞で、レコード会社「Motown」のこの歌は“Piano”となり、彼女がこれを発売することになった。

これが彼女のソロデビューレコードである。

テレビ出演が売り上げを後押しし、B面の“Come tutti gli altri”は映画『Extracongiuale』のサウンドトラックに使用された。

しかし大きな成功とはならず、彼女は再び「La Cricca」へ戻るが、後に1965年のコンテスト『Cantagiro contest』で“Balliamo senza scarpe”により成功すると、内部でもめ事が起こりグループは解散する。

グループメンバーはそれぞれ個人活動を始めた。アンナ・マリアとエンリコ・チアッチは共に「ARC」に戻り、彼女はソロ活動を再開し、彼はメアリー・ディ・ピエトロ(Mary di Pietro)、イヴァン・バジリオ(Ivan Basilio)と共に新しいグループ、その名も想像力豊かに名付けられた「La Nuova Cricca」を結成した。

このグループは交通事故によりメアリーがその生涯を閉じるまで、以前のグループ同様の人気を博した。

1966年

バッハ(Bach)の“Minuet in G Major”がアメリカのグループ「ザ・トイズ(The Toys)」に多大な影響を与えたように、アルビノーニ(Albinani)の“Adagio”は1966年のアンナ・マリアのレコードにとっての基盤となった。しかし、“Amici come prima”はダウンビートの曲で、「La Cricca」の陽気な曲調と対比され、おそらく驚くべき作品となっただろう。

彼女のパフォーマンスは素晴らしかったのだが、買い手たちを困惑させたようで、売り上げは伸びなかった。

このレコード会社との契約を失い、彼女はレコード会社「CBS」から1枚のディスクを発売することに合意した。

1967年

1967年に発売された曲は結果として彼女のベストリリースのうちの1枚となり、現在は手に入れるのが最も難しい作品のひとつである。

A面の“Non svegliarti mai”はグループ「グラス・ルーツ(The Grassroots)」“City women”のカバーであり、B面にはブレンダ・リー(Brenda Lee)“ Ain’t gonna cry no more”のカバー“È capitato proprio a me”が収録されている。

このレコードの売り上げにも失敗した時、彼女は、活動を続けながら収入を得るために、ライブパフォーマンスに重点を置くことにした。

1969年

この忍耐が実を結んだのは1969年で、彼女はレコード会社「Variety」からレコード契約の申し出を受ける。ここから彼女はシーラ・ブラック(Cilla Black)“ Surround yourself with sorrow”のカバー“Quando si spezza un grande amore”を発売した。

高く期待されたこのリリースが見事失敗に終わったことから、イギリスのスターの曲をイタリア語でカバーした作品が、長い間埋もれてしまう理由を説明することができるかもしれない。

1970年代

1970年に再びレコード会社を「Fontana」へ変えたことで、彼女のスタイルとそして未来を変えることになる。彼女はコンテスト『Disco per l’estate contest』へ“La corriera”で参加し、優勝はしなかったものの、曲のスタイルを変えたことにより、人気は上がった。

このスタイルで、続くディスク“Una tazza di caffè”と、グループ「トニー・オーランド・アンド・ドーン(Tony Orlando and Dawn)」の“Knock three times”のカバーである“Bussa dai”を1971年に、そして“Bubble gum”を1972年に発売し、彼女はマイクを置いた。

何が彼女を無名のまま終わらせてしまったのだろうか。

出典:Ready Steady Girls

アンナ・マリア・イッツォ(Anna Maria Izzo)について【イタリア】の口コミ

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アンナ・マリア・イッツォ(Anna Maria Izzo)について【イタリア】のディスコグラフィ

1964年

①Piano ‎(7")
①Piano ‎(7″)

1965年

②Amici Come Prima ‎(7")
②Amici Come Prima ‎(7″) 

1967年

③Non Svegliarti Mai ‎(7", Single, Mono)
③Non Svegliarti Mai ‎(7″, Single, Mono) 

1969年

④Quando Si Spezza Un Grande Amore ‎(7", Single, Mono)
④Quando Si Spezza Un Grande Amore ‎(7″, Single, Mono) 

1970年

⑤La Corriera / Ridi ‎(7", Single)
⑤La Corriera / Ridi ‎(7″, Single) 
⑥I Penny, Anna Maria Izzo – Questa Vita Senza Te / Una Tazza Di Caffé ‎(7″, Mono, Jukebox) 
⑦Lolita (10) / Anna Maria Izzo – Circolo Chiuso / La Corriera ‎(7″, Jukebox) 

⑧Una Tazza Di Caffè ‎(7", Single)
⑧Una Tazza Di Caffè ‎(7″, Single) 

1971年

⑨Co-Co ‎(7", Single) Fontana 6026017 1971
⑨Co-Co ‎(7″, Single) Fontana 6026017 1971

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