アレッサンドラ・カッザチャ(Alessandra Casaccia)について【イタリア】

アレッサンドラ・カッザチャ(Alessandra Casaccia)【イタリア】
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わずか4年というキャリアにも関わらず、歌手アレッサンドラ・カッザチャは数枚の素晴らしいレコードを、彼女の母国語であるイタリア語で発売した。

しかし、彼女は音楽産業の移り変わりとともに人気をなくし、さらに悲劇的なことに、1995年の飛行機事故で短い人生を終えている。

アレッサンドラ・カッザチャ(Alessandra Casaccia)のバイオグラフィ

1950年12月12日、イタリアはアンコーナ(Ancona)近くのファルコナーラ・マリッティマ(Falconara Marittima)に生まれる。

幼い頃から歌手になりたかった彼女は、ティーンの頃にナポリ(Naples)でボーカルトレーニングを始めた。

17歳か18歳の時に、1968年の「Concorso per voci nuove」というコンテストに参加した。これは「Festival di Castrocaro」というフェスティバルで行われる、新しいボーカリストたちにとっての登竜門であった。

このフェスティバルは1957年に始まり、今なお続いている。

しかし、その年の優勝は結局、「アレッサンドラ・カッザチャ」ではなく“Quando sei con me e con un ciao”を歌ったロザルバ・アルキレッティ(Rosalba Archilletti)が手にした。

その結果にも関わらず、リタ・パヴォーネ(Rita Pavone)のハイトーンとパティ・プラボー(Patty Pravo)の低い音域を混ぜ合わせたようだ!と当時称された、彼女の力強い声により、イタリアのレーベル、「アリストン(Ariston)」とのレコード契約に成功。

このレコード会社は、この新しいアーティストを強く信じており、彼女のために最高の作曲家たちのチームを作った。

1968年

そうして1968年、エンニオ・モリコーネ(イタリアの大作曲家)の影響を受けた、彼女の素晴らしいデビュー曲“Vedo il sole a mezzanotte”が発売された。

B面には同じようにインスパイアされた曲“Quel ragazzo che non sorride mai”を収録。

このシングルはチャートに上り、若いアレッサンドラは、プロの歌手としてのキャリアを順調にスタートさせた。

彼女の2枚目のシングル“Nella valigia delle mie vacanze”は同じ年に発売され、ミッドテンポのポップスと彼女の印象的なボーカルが見事に融合した作品となっている。

B面の“Ragazzo strano”もまた、同様のスタイルの素晴らしい一曲である。

彼女はその年を“Un volo nella notte”の発売で締めくくる。

これはウンベルト・ビンディ(Umberto Bindi)作曲の素晴らしいポップスで、彼女の曲の中で最も人気がある。

1969年

一流のサンレモ(San Remo)ミュージック・フェスティバルへ“Piccola, piccola”で参加したことから始まり、1969年は彼女にとって重要な一年だったと言える。

当時は「2人のシンガーがお互いの曲をパフォーマンスし合う」というスタイルで、カルメン・ヴィラーニ(Carmen Villani)がそのもう1人となった。

キャッチーではあったものの、その歌はアレッサンドラ、カルメン共にお互いのシングルの基準に達してはいなかった。しかし審査員たちにはほどよく受け入れられたようで、11位という結果だった。

彼女はこの曲をシングルで発売したのだが、驚くことに、以前のA面であった“Un volo nella notte”をB面に収録した。

このレコードはそれまでの中で最も成功し、より大きな成功の道へと彼女を導く。

彼女の知名度を生かそうという最初の試みは、熱狂的な曲“Bocca taci”だった。

この曲の「だまりなさい」という要求は、彼女の声の情熱的な部分をより示す形となった。マリアッチ(mariachi):メキシコ音楽、を基調とした“Adesso siamo pari”をB面として、その夏発売された。

これに続き、彼女にとって最も素晴らしい時期のひとつが訪れた。

ちなみに、彼女の初のカバー曲“Mi sentivo una regina”も発売された。これは伝説的なアメリカの作曲家カート・ベッチャー(Curt Boettcher)とパートナーのリー・マロリー(Lee Mallory)が彼らの輝けるポップスの太陽、ミレニアム(Millennium)のために作った曲であり、また同時に“Canterbury Road”というタイトルでルウ・クリスティ(Lou Christie)によりレコーディングされた未発表の曲でもある。

この曲がアレッサンドラにも提供され、輝かしい結果を得た。

彼女の生まれ持った激しさと、申し分ない作品とが組み合わさり、彼女のキャリアの中でのハイライトとなった。

もう1枚は、今度はUKソウル、イコールズ(The Equals)の“Michael and the slipper tree”のカバー“Michael e le sue pantofole”がB面に収録されている。

いい出来ではあったのだが、これらの曲とそれに続いて発売したシングルが、チャートに火をつけることはなかった。

1970年代

新しい10年が幕を開け、“Il cuore scoppierà”が新しいシングルのリードトラックとして選ばれた。しかし、B面に収録された活気のある “Per le strade nasce l’amore”のほうが、より説得力を持った。

彼女の初期のレコードと比べて、変わりゆく音楽産業に対応するため、これらの曲はより成熟した彼女の魅力を打ち出している。支持されたシンガーソングライターや、数年前までは人気者だったパフォーマーたちが、レコード市場からはじき出されていった。

理由は分からないが、“Il cuore scoppierà”は、カーニバル調の新しいB面曲“Mangerei una mela”とともに1971年に再び発売された。

悲しいことに、これが彼女の最後のリリースとなる。

アレッサンドラ・カッザチャのその後…

その後、彼女は歌を辞め

絵を描くことへ情熱を傾け、彼女自身のための新しい人生をスタートさせた。

人物画と背景画に力を入れ、しばしば全身白い服をまとった天使のような女性を描いた。

彼女の絵はフランス印象派を思わせるスタイルだった。画家としてのキャリアは成功し、ついにはパリのグラン・パレ(Grand Palais)で個展を開催するまでとなった。

この期間に彼女は結婚し、2人の子供を持つ。

しかし悲しいことに、1995年の夏に悲劇が襲う。17歳の息子アレクシス(Alexis)と小型の飛行機に乗っている際エンストし、飛行機は彼女の住む町の沖合の海へ墜落した。

彼女と息子、そしてパイロットと同乗していた彼の孫息子がこの事故で亡くなった。

出典:Ready Steady Girls

アレッサンドラ・カッザチャ(Alessandra Casaccia)について【イタリア】の口コミ

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アレッサンドラ・カッザチャ(Alessandra Casaccia)【イタリア】のディスコグラフィ

1968 Un volo nella notte / Ragazzo ciao

1968 Nella valigia delle mie vacanze / Ragazzo strano
1968 Nella valigia delle mie vacanze / Ragazzo strano

1968 Vedo il sole a mezzanotte / Quel ragazzo che non sorride mai
1968 Vedo il sole a mezzanotte / Quel ragazzo che non sorride mai

1968 Un Volo Nella Notte / Ragazzo Ciao
1968 Un Volo Nella Notte / Ragazzo Ciao
1969 Il cuore scoppierà / Per strada nasce l’amore

1969 Mi sentivo una regina / Michael e le sue pantofole
1969 Mi sentivo una regina / Michael e le sue pantofole

1969 Bocca taci / Adesso siamo pari
1969 Bocca taci / Adesso siamo pari

1969 Piccola piccola / Un volo nella notte
1969 Piccola piccola / Un volo nella notte
1970 Mangerei una mela / Come stai tu

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