セリーヌ/セヴェリーヌ(Céline/Séverine)について【フランス】

セリーヌ/セヴェリーヌ(Céline/Séverine)について【フランス】
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セリーヌ(Céline)からセヴェリーヌ(Séverine)へとキャリアの途中で名前を変えたことは、このフランスの歌手を国際的な成功へと押し上げる動きのひとつであった。

1971年のコンテスト『Eurovision song contest』で優勝したことで、フランスと、そして隣国ドイツではより長く成功を収めた。

セヴェリーヌ(Séverine)の生い立ち

1948年10月10日にパリで生まれたセヴェリーヌことジョゼーヌ・グリゾーは、変わった環境で育つ。

父親は、後に家族のため安定した工場での仕事に就くが、それまではサーカスのピエロであった。

1967年

学校卒業後、ティーンの彼女は秘書として働き始めるが、歌うことに憧れていた。

最終的には1967年にレコード会社「Vogue」から契約のオファーを受け、セリーヌという名前でファーストレコードを発売した。

この4曲入りEPのうち、3曲はカバーであった。

“Try to remember”のカバー“Tu dis September”と、イギリスのシラ・ブラック(Cilla Black)も“Don’t answer me”として発売した、ドナテッラ・モレッティ(Donatella Moretti)によるイタリア曲のカバー “Ne réponds pas”を含む。

おそらくこのEPで一番興味深い曲は、ジョニー・アリデイ(Johnny Hallyday)作曲の“Si tu veux vraiment oublier”であっただろうが、彼の名前をもってしても売り上げを伸ばすことはできず、セリーヌは静かにレコード会社を去った。

しかし、彼女は毎週末パリのクラブ「Golf Drouot」へ通い続けた。そこはイエイエガールのスター、シェイラ(Sheila)や、ロックスター、ジョニー・アリデイらが発掘された場所だ。

ついにはその努力が報われ、音楽業界へ2度目の挑戦をするチャンスを得る。

ロビー・ロル(Robbie Lorr)という名で様々なバンドとパフォーマンスするうちに、ペトゥラ・クラーク(Petula Clark)やクロード・フランソワ(Claude François)らの数々のヒットの立役者であるプロデューサー、ジョルジュ・アバー(Georges Aber)に見初められたのである。

アバーは彼女を全く新しい名前で再度売り出すことを決め、彼女はセヴェリーヌ(Séverine)となった。

1969年

セヴェリーヌは、レコード会社「Philips」から契約のオファーを受け、1969年に3枚のシングルを発売した。

1枚目はグループ「エディション・シックス(Edition Six)」“Morning dew”のカバー“Mama dis-moi pourquoi”で、アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)“ Natural woman”のカバー“Rien qu’une fille”も収録されており、これは勇気のある選択だったが、彼女は堂々とやってのけた。

続いて“Pleure sur nous”が発売され、これにはバーバラ・アクリン(Barbara Acklin)“ Am I the same girl”のカバー“Je suis bien la même”も収録されており、さらに続いて“La la mélodie”が発売され、このB面にはダスティ・スプリングフイールド(Dusty Springfield)“ I close my eyes and count to ten”のカバー“Je ferme les yeux et compte sur dix”が収録されている。

1970年

1970年には映画『Le passager de la pluie』のテーマを発売し、日本チャートでトップを記録するが、フランシス・レイ(Francis Lai)と共にレコーディングし同じ年に発売した2度目の映画のテーマ“Du soleil plein les yeux”では、前回の成功を繰り返すことはできなかった。

この間にセヴェリーヌは、コンテスト『Eurovision song contest』のフランス大会に、活発な“C’est la vie”で出場するが、16位以内に入ることはできなかった。

1971年

しかし翌年、1971年の『Eurovision song contest』に隣国モナコ代表として“Un banc, un arbre, une rue”で優勝し、彼女は真に有名になる。

この曲はヨーロッパ中でヒットとなり、オリジナルのフランス語でさえ、スウェーデンチャートでトップになり、イギリスでもトップ10入りを記録した。

この成功により、彼女の前にたくさんのドアが開いた。

1972年以降 その後…

続く“Comme un appel”は1972年にフランスでトップ20入りし(イギリスで発売されたバージョン“Sing me a love song”は失敗してしまうが)、3枚目の“Mon tendre amour”もまたフランスでヒットとなった。

残念ながら、アバとの法的な争いにより、彼女のフランスでのチャート上の活躍はつぶされてしまう。

しかし平行してドイツでは“Ja, der Eiffelturm”や“Olala l’amour”、“Der Duft von Paris”といったヒット曲で人気はより長くつづき、1970年代初めには6百万枚のレコードを売り上げた。

フランスで次にアルバムが発売されたのは、パリで行われたライブアルバムが発売された2002年になってからであった。

出典:Ready Steady Girls

セリーヌ/セヴェリーヌ(Céline/Séverine)について【フランス】の口コミ

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セリーヌ/セヴェリーヌ(Céline/Séverine)について【フランス】のディスコグラフィ

セリーヌ(Céline)時代

  1. Tu Dis September / Un Très Beau Pays / Ne Réponds Pas / Si Tu Veux Vraiment Oublier ‎(7″, EP) 1967

セヴェリーヌ(Séverine)時代

セヴェリーヌ(Séverine)のアルバム(LP)
  1. Un Banc, Un Arbre, Une Rue 1971
  2. Grand Prix Für Severine  1971
  3. “Comme Un Appel” “J’ai Besoin De Soleil” ‎(LP, Album) 1972
  4. Der Duft Von Paris ‎(LP, Album) 1975
  5. Leben – Einfach Leben ‎(CD, Album)  1994
  6. Retour A Paris ‎(2xCD, Album)  2003
セヴェリーヌ(Séverine)のシングル(EP)
  1. Mama Dis-moi Pourquoi ‎(7″, EP, Lab)  1968
  2. Pleure Sur Nous / Tu Ne Vois Jamais Le Vent ‎(7″, Jukebox)  1969
  3. Pleure Sur Nous ‎(7″, EP)  1969
  4. Séverine Et Francis Lai – Sympathie / Du Soleil Plein Les Yeux  1970
  5. C’est La Vie ‎(7″, Single) 1970
  6. Comme Un Appel • J’Ai Besoin De Soleil 1971
  7. Un Banc, Un Arbre, Une Rue 1971
  8. Ja Der Eiffelturm / Kann Sein 1971
  9. Vivre Pour Moi • Comme Un Forgeron 1971
  10. Chance In Time   6 versions CBS 1971 La La Mélodie 1971
  11. Il Posto ‎(7″)  1971
  12. Mach Die Augen Zu (Und Wünsch Dir Einen Traum) (Un Banc, Un Arbre, Une Rue) ‎(7″, Single)  1971
  13. Olala L’Amour 1972
  14. Monsieur Le General / Der Duft Von Paris 1972
  15. Il Bat 100 000 Fois Par Jour / Sonnez Clochers De France ‎(7″, Single, Mono) 1972
  16. Là Où Tu N’es Pas ‎(7″, Single, Mono) 1972
  17. Jetzt Geht Die Party Richtig Los (Je Später Der Abend, Je Schöner Die Gäste)  1973
  18. Il Faut Chanter La Vie ‎(7″, Single)  1973
  19. Ich Zeig’ Dir Mein Paris / Sympathie ‎(7″, Single)  1973
  20. Was Wird Aus Einer Verlorenen Liebe / Comme Ci, Comme Ça 1974
  21. Vergessen Heißt Verloren Sein ‎(7″, Single) 1974
  22. Du Bist Für Mich Der Größte Schatz ‎(7″, Single)  1975
  23. Dreh’ Dich Im Kreisel Der Zeit ‎(7″, Single)  1975
  24. Heißer Als Feuer >>Higher And Higher<< ‎(7″, Single) 1976
  25. Was Ich Nicht Weiß, Macht Mich Nicht Heiß ‎(7″, Single) 1976
  26. Achtung – Hier Kommt Ein Mensch, Der Gerne Küßt ‎(7″, Single) 1977
  27. Moulin Rouge ‎(7″, Single) 1978
  28. Du Gehst Vorbei ‎(7″, Single)  1979
  29. Sieben Tränen ‎(7″, Single)  1981
  30. Dann Wird Es Still ‎(7″, Single)  1981
  31. Sie Kam Aus Frankreich 1982
  32. So Ein Sommersonnentag ‎(7″, Single)  1982
  33. Ich Glaub’ An Meine Träume ‎(7″, Single)  1982
  34. Und Am Morgen Geht Die Sonne Auf ‎(7″, Single) 1983
  35. Jeder Neue Tag ‎(7″, Single)  1986
  36. Träume Einer Sommernacht ‎(7″, Single)  1987
  37. Die Frau Im Schatten ‎(7″, Single) 1988
  38. Einer Für Alle – Alle Für Einen ‎(7″)  1991
  39. Nur Wir Beide Allein ‎(7″, Single)  発売日不明

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