シャンタル・ゴヤ(Chantal Goya)について【フランス】

シャンタル・ゴヤ(Chantal Goya)について【フランス】
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「シャンタル・ゴヤ(Chantal Goya)」は、1964年から67年にかけてたくさんのシングルを発売し、ジャン=リュック・ゴダール(Jean-Luc Godard)の古典的な※ヌーヴェル・ヴァーグ傾向の映画『Masculin féminin』で主演を務め、その後子供向けソングの歌手として再出発した。

※ヌーヴェル・ヴァーグ=新しい波。 1958年ごろからフランス映画界に現れた一群の若い映画監督、およびその作品。

シャンタル・ゴヤ(Chantal Goya)の生い立ち

シャンタル・ゴヤは、1942年6月10日、現在のベトナムであるインドシナのサイゴン(Saigon)に、本名シャンタル・デゲール(Chantal Deguerre)として生まれる。

4歳の時に両親はフランスへと戻り、北東部のヴォージュ(Vosges)地方、ルミルモン(Remiremont)に落ち着いた。

パリで勉強した後イギリスへ向かい、フランス語学校でバカロレア(中等教育の終了時の国家試験)に合格する。

1962年

1962年、シャンタル・ゴヤは、ケーリー・グラント(Cary Grant)とオードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)の映画『Charade』のエキストラをオファーされる。

これは成功するのだが、シャンタルは映画業界に自分の未来を見出さなかった。

1963年

この映画が公開される1963年には、彼女はソングライターのジャン=ジャック・ドゥブー(Jean-Jacques Debout)と出会っており、すぐにふたりは付き合い始める。

ドゥブーは、シルヴィ・ヴァルタン(Sylvie Vartan)や彼女の未来の夫、ジョニー・アリデイ(Johnny Hallyday)らのヒット曲を作曲していた。

彼はまた、レコード会社「RCA Victor」のA&R(アーティストの発掘・契約・育成とそのアーティストに合った楽曲の発掘・契約・制作担当者)のトップであり、雑誌『Salut les copains!』と『Mademoiselle âge tendre』の創刊者でもあるダニエル・フィリパッチ(Daniel Filipacchi)の友人でもあった。

彼らは、シャンタル・ゴヤにレコードを発売させることで合意した。

その結果、ドゥブー作曲のポップな“C’est bien Bernard”がその年の12月に「RCA Victor」から発売され、小さなヒットとなった。

1965年

続いてまた、ドゥブー作曲の“Une écharpe, une rose”が1965年5月に発売され、フランスではまた小さなヒットで終わったが、日本ではトップ3入りを果たした。

シャンタル・ゴヤの純真なボーカルには確かな魅力があり、このEPの別のトラック“Sois gentil”では、彼女の子供っぽい声質が際立ち、スター、フランス・ギャル(France Gall)の引き合いに出された。

1965年10月に発売された3枚目の“Si tu gagnes au flipper”は、ピンボールマシンの音で始まり、その後“Locomotion”スタイルのコーラスへと移行する。この曲をプロモーションする中で、彼女は映画監督のジャン=リュック・ゴダールに紹介され、次の映画出演のオファーを受ける。

1966年

1966年に、シャンタル・ゴヤはドゥブーと結婚し、2か月後にEPを発売した。

彼女の中でベストの作品のひとつである、ベースの重い“Laisse-moi”がリードトラックである。このEPにはまたイギリスのスター、トゥインクル(Twinkle)“ Golden lights”のカバー“Dans la nuit”と、フランス・ギャル風の“Mon ange gardien”も収録されている。

約束通り、シャンタルはゴダールの映画『Masculin féminin』で主役マドレーヌ(Madeleine)を務めた。

これは古典的なフランスのヌーヴェル・ヴァーグ作品で、1966年に公開された。この映画では彼女の最初の4枚のリリースから、6曲が使用されている。そして映画の公開と同時にEPが発売された。

1967年

1967年3月、1960年代最後のEPとなる、優しい『Pense pas trop』を発売した。

これは、ピエール・クール(Pierre Cour)とアンドレ・ポップ(André Popp)による作曲で、彼らは、ギリシャ生まれでドイツを拠点に置いた歌手ヴィッキー(Vicky)の“L’amour est bleu”や、フランス・ギャル、ダリダ(Dalida)らの曲を手掛けていた。

1968年

シャンタル・ゴヤは、息子を出産後、歌うことからは引退したが女優活動は続け、1968年の『L’amour, c’est gai, l’amour, c’est triste』や1969年の『L’échelle blanche』などに主演した。

1970年代、その後…

1970年代中期、彼女は自分の魅力を生かし、子供向けソングの歌手として再出発する。

この動きは有益で、60年代のイエイエ作品よりも、より大きな成功を手に入れた。事実、現在彼女はこういった作品で知られている。

出典:Ready Steady Girls

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シャンタル・ゴヤ(Chantal Goya)のディスコグラフィ

シャンタル・ゴヤ(Chantal Goya)のシングル(EP)

1960~1970年代
シャンタル・ゴヤ(Chantal Goya)のシングル(EP)
  1. C’Est Bien Bernard / A La Sortie De Ma Classe / Oh Raconte Moi / D’abord Dis-Moi Ton Nom  1964
  2. Si Tu Gagnes Au Flipper  1965
  3. Comment Le Revoir  1965
  4. Une Écharpe, Une Rose / La Pluie Du Ciel ‎(7″, Single)  1965
  5. Masculin Feminin (O.S.T.) 1966
  6. Laisse Moi / Dans La Nuit / Mon Ange Gardien / Ce Soir On Danse ‎(7″, EP)  1966
  7. Laisse Moi / Dans La Nuit / Mon Ange Gardien / Ce Soir On Danse ‎(7″, EP) 1966
  8. Pense Pas Trop – Ma Première Tendresse – J’ai Le Cœur En Joie, J’ai Le Cœur En Peine – La Flamme Et Le Feu ‎(7″, EP)  1967
  9. Les Boules De Neige ‎(7″, Single)  1972
  10. Guy Mardel / Chantal Goya – Prends Une Rose 1975
  11. Adieu Les Jolis Foulards ‎(7″, Single)  1975
  12. Davy Crockett 1976
  13. On Va Jouer Au Carnaval / L’Argent Ne Fait Pas Le Bonheur ‎(7″)  1976
  14. Notre Chanson D’Amour / Dans Notre Maison ‎(7″)  1976
  15. Un Lapin / A.B.C.D. 1977
  16. Voulez-Vous Danser Grand-Mère? / Allons Chanter Avec Mickey  1977
  17. Chante Avec Chantal Goya 1978
  18. Let’s Sing Along With Mickey Mouse 1978
  19. La Muñeca 1979
  20. La Poupée 1979
  21. Chante Avec Chantal Goya – Volume 2 1979
  22. Les Malheurs De Sophie 1979
  23. Mon Ami Le Pelican / Papa Ballon 1979
  24. Le Temps Des Vacances 1979

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