クリスティー・ラウム(Christie Laume)について【フランス】

クリスティー・ラウム(Christie Laume)について【フランス】
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フランスの歌手「クリスティー・ラウム(Christie Laume)」はエディット・ピアフ(Édith Piaf)の義理の妹であり、この音楽界の伝説のおかげで彼女は音楽経験を得た。

彼女は数枚のEPを1960年代に発売し、ヒットとはならなかったものの、現在も再評価が起こる度に、継続的な人気を得ている。

クリスティー・ラウム(Christie Laume)の生い立ち

クリスティー・ラウムは、1942年2月4日、本名クリスティーナ・ランボウカス(Christina Lamboukas)としてパリに生まれ、パリ郊外で育つ。

幼い頃から兄のテオ(Theo)と歌い始め、わずか3歳で家族のためにパフォーマンスをしていた。7歳の時ラジオの子供向け番組で歌い、これが初めての公の場での経験となる。

1962年

クリスティー・ラウムは、17歳の頃から美容師の修行を始めるが、1962年10月、彼女の未来が変わる。

現在はテオ・サラポ(Théo Sarapo)として知られる兄が、フランス音楽界の伝説、エディット・ピアフと結婚したのだ。

この新婚夫婦は、未来の歌手である妹を、ブローニュの森(Bois de Boulogne)を見渡す新居で自分たちと共に暮らすよう誘った。

「自分はセレブではないのに、突然セレブの暮らしをするようになった」

とクリスティー・ラウムは言う。

一緒に住んでいる間、ピアフは義妹に歌うよう勧め、彼女のコンサートのオープニングアクトをいくつか頼み、ツアーに連れて行った。

また、よりフランス語らしいサウンドの、クリスティー・ラウムという名前を与えた。この時期、クリスティーはテレビデビューする。

しかし、ピアフは結婚の翌年にこの世を去り、クリスティーがそれまで得た経験を確立するために必要な激励を与えるのは、兄の役目となった。

1966年

クリスティー・ラウムがレコード会社「Barclay」と契約を結んだのは、3年後の1966年だった。“J’ai besoin de toi”がデビューEPのリードトラックとなった。

1967年

この曲で多くの関心を引くことができず、1967年に彼女はレコード会社を「Odéon」へと移り、その後すぐにこのレコード会社からのファーストEPを発売する。

このEPのタイトルトラックは元気いっぱいの曲“La musique et la danse”で、彼女が共同作曲したものだ。

クリスティー・ラウムはまた“Agathe ou Christie”の作曲も手伝っており、この曲の詞には賢い言葉遊びがいっぱい詰まっている。“L’adorable femme des neiges”もまたこのEPに収録されており、フランス女性ポップスファンの間で人気となっている。

続くEPのリードトラックとして“Pas de nouvelles”が選ばれたが、このEPに収録されている4曲のうちで一番注目すべきは、ファズギターが重く素晴らしい“Rouge-rouge”である。彼女はこの曲をその年のコンテスト『Antibes’s Rose d’or (Golden rose) festival』でパフォーマンスした。

彼女はまた、トップスター、リチャード・アンソニー(Richard Anthony)のEP『Le grand meaulnes』で彼とデュエットもしている。このデュエット曲“Comment tu fais”はリー・ヘイゼルウッド(Lee Hazelwood)“ Sand”のカバーである。

1968年

クリスティー・ラウムは、レコード会社「Barclay」へ戻り、1968年にオルガンの重い“Ce qu’il fait chaud”をリードトラックとした最後のEPを発売した。

このEPの4曲すべては、ミシェル・ジュルダン(Michel Jourdan)やピエール・ドラノエ(Pierre Delanoë)といった有名な作曲家による作曲であったが、この申し分のない作品をもってしても、チャートの上位へ行くことはできなかった。

1969年

1969年、アメリカ空軍で務めていた未来の夫と出会い、彼女たちはアメリカへ移り2人の子供を授かった。

そして、ポップスに背を向けた後、彼女は敬虔なクリスチャンとなる。

現在彼女は兄とピアフの伝記、そして自伝を執筆している。

出典:Ready Steady Girls

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クリスティー・ラウム(Christie Laume)のディスコグラフィ

クリスティー・ラウム(Christie Laume)のディスコグラフィ
  1. J’ai Besoin De Toi ‎(7″, EP)  1966
  2. Rouge-Rouge ‎(7″, Single)  1967
  3. L’adorable Femme Des Neiges ‎(7″, EP)  1967
  4. Pas De Nouvelles / Rouge-Rouge / Sur Mon Petit Nuage / Cette Plage Déserte ‎(7″, EP)  1967
  5. Ce Qu’il Fait Chaud ‎(7″, EP)  1968

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