アニエス・ロティ(Agnès Loti)について【フランス】

アニエス・ロティ(Agnès Loti)について【スペイン】
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アニエス・ロティは多才な歌手で、様々なスタイルを取り入れることができた。

しかし、このカメレオンのような才能によって、彼女は身を滅ぼすことになったと言えるかもしれない。

彼女はフランスのレコード市場で、強固なファンを獲得することができなかった。

ミリー・スモール(Millie Small)の“My boy lollipop”のカバー曲“C’est toi mon idole”が彼女最大のヒット曲である。

1960~1970年代フランスの女性歌手

アニエス・ロティ(Agnès Loti)のバイオグラフィ

彼女は1944年、パリのフランソワ・ペロッティ(Françoise Perotti)に生まれる。

幼い頃から音楽が好きで、9歳の時にアコーディオンを習いはじめ、1960年、ティーンであった彼女はフランキー・ジョーダン(Frankie Jordan)のバックボーカルグループである「ジョーダネット(the Jordanettes)」へ参加する。

ジョーダンはイエイエファンの女性たちの間では、シルヴィ・バルタン(Sylvie Vartan)とコラボした“Panne d’essence”でよく知られているだろう。

しばらくした後、アニエスは新たにソロとしてキャバレーでパフォーマンスをスタート。

1964年

1964年にAZレーベルのオーディションに合格した彼女は、最初のレコード収録のためスタジオへ入った。4曲入りのEPが当時は一般的で、彼女はミリー・スモールの“My boy lollipop”のカバーを“C’est toi mon idole”という訳で提供された。

この曲の中で彼女はボーイフレンドに「私はあなたに夢中で、あなたはジョニー・アリデイ(Johnny Hallyday)やリチャード・アンソニー(Richard Anthony)よりも私の心臓をドキドキさせるの」と歌っている。

しかし、多くのファンにとっては、他の3曲こそ真に注目すべき作品と言える。

アーマ・トーマス(Irma Thomas)の“Break-a-way”のカバー“Je pars sans regrets”と二曲のオリジナル“Tu”“Mais peut-être”である。

このレコードはラジオで多く流されヒットとなり、彼女の最も有名なリリースとなっている。

次の曲として、ミリー・スモールの曲を使うことにした。しかし、“Tout nouveau, tout beau”とタイトルされた“Don’t you know”は素晴らしい選択とは言えず、チャートから落ちてしまった。

このEPは、バリー・マン(Barry Mann)とシンシア・ウェイル(Cynthia Weil)作曲、イーディ・ゴーメ(Eydie Gormé)の“I want you to meet my baby”のカバーである“Aïe n’y touchez pas”と、リタ・パヴォーネ(Rita Pavone)の“Just once more”のカバーである“Reste encore”が収録され貴重といえる。

1965年

1965年に発売されたアニエスの3枚目のEP『Aujourd’hui c’est ta fête』によって、彼女が再びチャートに戻れるかどうか、世間の注目を集めた。

リードトラックは元々イギリスのトゥインクル(Twinkle)によりレコーディングされた“I need your hand in mine”のカバー曲である。

アニー・フィリップ(Annie Philippe)、ファランス・ギャル(France Gall)、リズ・ブラディ(Liz Brady)らのために曲を書いていたジョージ・ライフマン(Georges Liferman)もまた、オリジナル曲を提供するため仲間入りした。

ジョージ・ライフマンの曲“Dis-lui que c’est terminé”は、イギリス海峡両サイドでヒットしていたクリス・アンドリュー(Chris Andrews)の“Yesterday man”の影響が大きかった。

この詞の中でのアニエスは冷酷で、ボーイフレンドに、浮気相手にもう関係は終わったと伝えて、と頼んでいる。

「彼女に親しみを持つのは素敵なこととは言えない」「むしろ彼女が地獄へ落ちるのが見たい」とアニエスは歌っている。

このレコードが失敗に終わり、アニエスは契約を失った。

1967年~現在

1967年にイタリアへ移り、結婚し生活を続けた。

彼女はそこでレストランを開いたと言われている。最近では、地元の高校でフランス語を教えていたようだ。

もっとも、すでにリタイヤしてはいるが…彼女がスクリーンに姿を見せたのは、1985年のフランスのテレビ番組『La chance

aux chansons』で“Tout nouveau, tout beau”のパフォーマンスが最後である。

出典:Ready Steady Girls

アニエス・ロティ(Agnès Loti)について【フランス】の口コミ

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アニエス・ロティ(Agnès Loti)のディスコグラフィ

1964年

C'est Toi Mon Idole ‎(7", EP)
C’est Toi Mon Idole ‎(7″, EP) 

Tout Nouveau Tout Beau ‎(7", EP)
Tout Nouveau Tout Beau ‎(7″, EP) 

1965年

Aujourd'hui C'est Ta Fête ‎(7", EP)
Aujourd’hui C’est Ta Fête ‎(7″, EP) 
O Dis Marie / Reste Encore ‎(7″, Single) 
Aujourd’Hui C’Est Ta Fete ‎(7″) 

発売日不明

C’est Toi Mon Idole / Je Pars Sans Regret ‎(7″, Single)

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