1970~1977 アネット・スネル(Annette Snell)について

Annette Snell
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生粋のマイアミっ子であるアネット・スネル(Annette Snell)は、フレッド・フォスター(Fred Foster)のレーベルで知られるモニュメント・レコード(Monument Records)とサウンド・ステージ7(Sound Stage 7)で1965年と66年に活躍した少女グループ、「ザ・ファブュレッツ(The Fabulettes)」の一員だった。

アネット・スネルのキャリアはフロリダスタイルのシンガーグループ、マーヴェルズ(Mar-Vells)から始まったもので、1960年初期には既にマイアミのスタジオでバックコーラスのレコーディングを経験していた。

アネット・スネルがポール・ケリー(Paul Kelly)と出会ったのもその頃で、ポールもまた、「ヴァラディアーズ(Valadeers)」や「デル・マイアーズ(Del-Mires)」といったマイアミのバンドで活動していた。

1964年、バディ・キレン(Buddy Killen)がポールとデル・マイアーズのメンバーをクラレンス・リード(Clarence Reid)からダイアル・レコード(Dial)に移籍させ、後の70年初期にはダイアルだけでなくワーナー・ブラザース(Warner Brothers)においても何曲かポールにヒット曲をもたらした。

ポール・ケリーがデモのプロモーションのために、アネットと共にニューヨークへ渡った1968年、アネットは、小さなレーベル、ラヴ・ヒル(Love Hill)からポールの作品である”Since There Is No More You”を彼とのデュエットでアネッタ(Annetta)名義にてリリース※

※この曲はジャギー・マレー(Juggy Murray)によっても全国的にリリースされたが、とりわけ大きな反響は起こらなかった。

ポール・ケリーが、彼の才能の生みの親であるバディ・キレンにアネットを紹介し共同制作が始まった。

ポールとバディの2人がプロデュースした”Footprints on My Mind”は、ザ・サウンドショップ(The Soundshop)スタジオで録音。

1972年、ダイアル・レコードが先にこれを”I’ll Be Your Fool Once More”のA面としてリリースし、その翌年にも”You Ought to Be Here With Me”のB面としてリリースした。

これが、1973年秋のR&Bチャートのトップ20にランクインしている。

続けて、“Get Your Thing Together”も1974年のトップ50にランクイン。

アネット・スネルのダイアル・レコード最後の作品となる”Just As Hooked As I’ve Ever Been”は年末のホット100にも選ばれた。すべてポールの作品だ。

時は流れ、バディの働き掛けにより、親レーベルであるエピック・レコード(Epic Records)から彼のの作品をいくつか発表することとなる。

アネット・スネルの次回レコーディングは、彼女が”It’s All Over Now”をレコーディングしたマッスルシールズ(Muscle Shoals)のスタジオ、ブロードウェイ・サウンド(Broadway Sound)で行われると決まっていたが、彼女が生きている間に完成したのは宣伝用の音源だけだった。

そのアルバムのレコーディングを終え帰宅する道中、アネット・スネルの乗っていた飛行機がジョージア州で墜落し、彼女は帰らぬ人となったのだ。

1977年4月4日のことである。

当時、彼女はバンド、タッチ・オブ・クラス(Touch of Class)のメンバー、ピート・ジャクソン(Pete Jackson)と結婚していた。

出典:Classic and Rare Soul Sisters 50s – 70s

1970~1977 アネット・スネル(Annette Snell)の口コミ

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1970~1977 アネット・スネル(Annette Snell)のシングル(EP)

  1. Since There’s No More Of You  1970
  2. You Oughta Be Here With Me / Footprints On My Mind 1973
  3. Love Connection / Just As Hooked As I’ve Ever Been  1973
  4. I’ll Be Your Fool Once More / Get Your Thing Together 1973
  5. Footprints On My Mind ‎/ I’ll Be Your Fool Once More 1973
  6. It’s All Over Now 1977

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