1961 Etta James – The Second Time Around

1961 Etta James - The Second Time Around
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1960と61年にこのアルバムをレコーディングした時、エタ・ジェイムス(Etta James)はまだ22歳だったが、強烈なR&Bナンバーを歌える若き優秀なシンガーとして既にその地位を確立させていた。

『The Second Time Around』は元々アーゴ・レコードからLPとしてリリースされていたもので、片面に5曲の計10曲が入ったアルバムだ。

1つ前のアルバム『At Last!』(同1961年発表)のように、プロデューサーのフィル(Phil Chess)とレナード・チェス(Leonard Chess)の兄弟は、オーケストラ的絃楽器をライリー・ハンプトン(Riley Hampton)の指揮で演奏に取り入れ、エタにポップ・ミュージックのクロスオーバー的アピールを獲得させた。

同じ時期のアレサ・フランクリン(Aretha Franklin)と同様、エタは別の方向へ進まねばというレコード会社幹部からのプレッシャーを感じていた。

また、チェス兄弟もエタのことをR&シンガーとしてプロモーションするか、または大人向けポップとジャズのジャンルに位置づけするかどうかを迷っていた。

収録されている曲には、エタが盛り上げるR&Bナンバー、A⑤”Seven Day Fool”と基本的なソウルナンバーのA①”Don’t Cry Baby”、ラウンジ系ミュージックのA④”One for My Baby”、ジャズのフレーバー満載のバラードA②”Fool That I Am”、エリントン(Ellington)の曲B⑤”Don’t Get Around Much Anymore”、そしてポップミュージックの定番B③”Dream”などがあり、このアルバムは両面ともに価値があるといえるだろう。

レコード会社の考え方が何であろうと、エタ・ジェイムスの歌い方は感情に溢れるほど個性的で愛着があり、とても強力なインパクトがあった。

その結果、このアルバムから発表された3曲のシングルはすべてホット・リズム・ブルース・レコード(Hot Rhythm Blues Records)を代表するヒット曲となり、1961年のビルボードのポップ部門にもチャートインした。

もちろん、後のリリースアルバム『Tell Mama』(1968年発表)でも魅力的なエタ・ジェイムスの曲を堪能できるが、『The Second Time Around』には、スウィングやブルース、R&B、ジャズといった様々なジャンルで彼女の絶頂期の歌声を楽しむことができる。

出典:Classic and Rare Soul Sisters 50s – 70s

【曲目】

a1. Don’t Cry Baby
a2. Fool That I Am
a3. One For My Baby
a4. In My Diary
a5. Seven Day Fool
b1. It’s Too Soon To Know
b2. Dream
b3. I’ll Dry My Tears
b4. Plum Nuts
b5. Don’t Get Around Much Anymore

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