1951 Linda Hopkins – Rock and Roll Blues

1957 Linda Hopkins - Rock and Roll Blues
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歌手であり役者でもある多才な「リンダ・ホプキンズ(Linda Hopkins)」は、シンガーとしてだけでなく幅広いステージキャリアを備えた、1950年以降変わらず活躍し続ける大物アーティストだ。

彼女は、昔ながらの定番サウンドからアーバン・ブルース、R&B、ソウル、ジャズに至るまで様々なジャンルをそれぞれの特徴やスタイルを崩すことすなく歌いこなしてきた。

1950年代、これといったヒット曲はなかったものの、リンダ・ホプキンズはサヴォイ(Savoy)、フェデラル(Federal)、アトランティック(Atlantic)といった有名なインディーズ系R&Bレーベルに所属していた。

1963年のジャッキー・ウィルソン(Jackie Wilson)とのデュエット曲”Shake a Hand”でチャートの真ん中辺りには登場したが(ポップ部門で42位、R&B部門で21位)、実はソロアーティストとして彼女がヒットを出したことは一度もない。

このアルバムは、コンピレーションとはいえ、主に1951から57年にかけてリリースした彼女のソロ作品を収録している(タイトルでは1965年までと書いたが)。

この中には、バンドリーダーのジョニー・オーティス(Johnny Otis)との共演ものや、ジェリー・リーバー(Jerry Leiber)とマイク・ストーラー(Mike Stoller)の作品も含まれる。その他にも、カンザスシティやニューヨーク系ブルースでは、天才ギターリスト、ミッキー・ベイカー(Mickey Baker)と共演。

ロックンロール色の強い1957年のリリース曲、ドラムのパナマ・フランシス(Panama Francis)との作品も注目できる。

ジョニー・オーティスがリンダ・ホプキンズをニューヨークにあるサヴォイ・レコードのオーナー、ハーマン・ルビンスキー(Herman Lubinsky)に紹介したことでレコード契約が成立。

1951年、ジョニーや彼の仲間に支えられ、リンダは生涯初のブルース”Doggin’ Blues”(C/Wはiving and Loving You)と”Warning Blues”(C/Wは”I’ll Ask My Heart”)をリリースした。

以後、ジョニーとの縁はそう長く続かず、1953年に入るとジェリー・リーバーとマイク・ストーラー(Leiber & Stoller)の作品でフォアキャスト(Forecast)とクリスタレット(Crystalette)というレーベルより“Is This Goodbye”(C/Wは”Get Off My Wagon”)、”Three Time Loser”(C/Wは”Tears of Joy”)をそれぞれリリース。

1954年、56年と、フェデラルでレコーディングを2度行い、結果、ラルフ・ベース(Ralph Bass)プロデュースのもと、“Come Back Baby“(C/Wは”I’m Going to Cry Right Out of Min”)と“My Loving Baby”(C/Wは”I Can’t”)を含む3枚のシングルをリリースした。

次に移籍したのは、1957年の”Rock and Roll Blues “(C/Wは”Shiver and Shake”)をプロデュースしたハーブ・エイブラムソン(Herb Abramson)創立のアトコ・レコード(Atco)だ。一番長く在籍していたのは、その後のブランズウィック・レコード(Brunswick Records)で、1960~65年の5年間を過ごしている。

リンダがブランズウィックで最初にリリースしたのは1960年nの”I Diddie Dum Dum”だ。

この曲は、ラヴァーン・ベーカー(LaVern Baker)のスタイルに、ポップ調だが耳に残りやすいロックンロール・チューンを掛け合わせて仕上げられている。

また、”Happiness“(C/Wは”I Don’t Know You Anymore”)と”My Mother’s Eyes“(C/Wは”Mama’s Doin’ the Twist”)を1961、62年と続けてリリース。

その1年後、フェイ・アダムス(Faye Adams)の懐かしのヒット・ナンバーなどを盛り込んだジャッキー・ウィルソンとのデュエット・アルバムを発表。

ブランズウィックにおけるリンダの最後の作品は、1964~65年の間にリリースされた”The Magic Song”や”If You Walk Away”となる。

当時から演技のレッスンを受けていたリンダは、1970年以降は時折レコーディングは行うものの、主に役者活動の方に精を入れている。70年代はブロードウェイのミュージカルで幾度か受賞し、80年に入るとブルースのミュージカル劇でアメリカやヨーロッパをツアーで回った。そして現在もまだ勢力的に歌と演技活動を行っている。

出典:Classic and Rare Soul Sisters 50s – 70s

【曲目】

1: Doggin’ Blues
2: Living And Loving You
3: Warning Blues
4: I’ll Ask My Heart
5: Walkin’ & Talkin’ Blues
6: Sad And Lonely
7: Me And Dirty Blues
8: Baby Please Come Home
9: Is This Goodbye
10: Get Off My Wagon
11: Three Time Loser
12: Tears Of Joy
13: Come Back Baby
14: Mama Needs Your Lovin’ Baby
15: I’m Going To Cry Right Out Of My Mind
16: Danny Boy
17: My Loving Baby
18: I Can’t
19: Shiver And Shake
20: Rock And Roll Blues

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