“The House on the Hill”は、シンプルに、エレガントにアレンジされたAudience(オーディエンス)の最強のアルバムだろう。イギリスのアートロックバンド、オーディエンスの3枚目のアルバムであり、ガス・ダッジョン(Gus Dudgeon)によってプロデュースされた。
ハワード・ワース(Howard Werth)のエレクトリッククラシックギターと、キース・ジェメル(Keith Gemmel)のテナーサックスとクラリネットにフォーカスしている”Jackdaw”は、ワースの幅広い音域と声量をたっぷり楽しめる。
“Raviole”は、インストルメンタルの作品で、このアルバムの傑作である。アコースティックギターが素敵に色付けをし、フルートと、ヴィブラフォンはこのアルバムに一種独特の感触をもたらしていて、おもしろい。
木管楽器が催眠効果を醸し出していて、予想に反してというか、良い意味でサプライズ。タイトル・トラックは、ジャズ・フュージョンのテイストで、豊かなサックス演奏がオーバーラップしている。楽曲を聞かせながら、楽曲を楽しむ方へと、ゆっくりと移りながら盛り上がっていく。全体的に雰囲気が良く快適で、とても心地良いプログレッシブ・ロックのアルバムだ。
Written by Marios
【曲目】
1. Jackdaw
2. You’re Not Smiling
3. I Had a Dream
4. Raviole
5. Nancy
6. Eye to Eye
7. I Put a Spell on You
8. The House on the Hill
9. You’re Not Smiling (Single Mix)
10.Indian Summer (Single Edition)
11.You’re Not Smiling (Promotional Radio Version)
目次
1971 オーディエンス(Audience ) – House On The Hillの口コミ
1971 オーディエンス(Audience ) – House On The Hillのメンバー
Audience
Howard Werth – Electric Guitar, Vocals
Tony Connor – Percussion, Drums, Vocals, Vibraphone
Gus Dudgeon – Percussion
Keith Gemmell – Clarinet, Flute, Saxophone
Trevor Williams – Bass Guitar, Keyboards, Vocals