1967~1968 モビー・グレープ(Moby Grape)- The Place And The Time

1967~1968 モビー・グレープ(Moby Grape)- The Place And The Time

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モビー・グレープ(Moby Grape)は、1960年代中期から後半に栄華を極めたサイケデリック文化の「サンフランシスコのロックシーン」でジェファーソン・エアプレインととも活躍したロックグループである。

ヒットチャートには1967年発表のシングル”Omaha”が最高88位と振るわなかったが、多様な音楽性はのちに有名となる数多くのミュージシャンに影響を与えている。(日本語ロックの第一人者である「はっぴいえんど」等)

メンバー
  • Peter Lewis – リズム・ギター、ボーカル
  • Bob Mosley – ベース、ボーカル
  • Jerry Miller – リード・ギター、ボーカル
  • Skip Spence – リズム・ギター、ボーカル
  • Don Stevenson – ドラム、ボーカル

1967~1968 モビー・グレープ(Moby Grape)について

長く悲惨な形で不運が降りかかった、一連の重要な作品を持つロック・バンドと言えば、バッドフィンガー(Badfinger)を除けば、きっと「モビー・グレープ(Moby Grape)」の名を挙げるだろう。

ほぼ完璧なデビュー・アルバムをリリースしてから40年以上もの間にわたって、彼らはフェアに扱われるために悪戦苦闘を続けている。

彼らの元マネージャーのマシュー・カッツ(Matthew Katz)=彼はグループ名の所有権、音楽出版、レコーディングの再出版の権利を何年も主張していた。との間に起きた『Byzantine』シリーズの法的紛争は、「モビー・グレープ」が彼を解雇したわずか38年後の2005年に終結したが、2007年秋にサンデイズド・レコード(Sundazed Records)が、このバンドのコロンビア(Columbia)の5枚のアルバムの、再録音の増補版CDをリリースした時に、カッツは『Moby Grape』、『Wow』、『Grape Jam』(これはたまたま、このグループの最も人気のある力作でもある)のアルバムのカヴァー・イラストの所有権を主張し、別の訴訟を起こした。

そして、サンデイズドはリリースしてからたったの1ヶ月で、3枚のディスクを店から取り除くことを余儀なくされた。

1960年代70年代の発表アルバム

モビー・グレープ

  1. 『1967 – Moby Grape』
  2. 『1968 – Wow』
  3. 『1968 – Grape Jam』
  4. 『1969 – Moby Grape ’69』
  5. 『1969 – Truly Fine Citizen』
  6. 『1971 – 20 Granite Creek』

これらの3枚のCDは、たなざらしのままになっているが、彼らが提供しなければならないものは、『The Place And The Time』に見つけることができる。

1967~1968 モビー・グレープ(Moby Grape)- The Place And The Time の詳細

この作品は『Moby Grape』と『Wow』の増補版のほぼすべてのボーナス・トラックを収録した、「モビー・グレープ」のレアな未発表の楽曲のコレクションである。

さらには『Moby Grape ’69』と『Truly Fine Citizen』のサンデイズド版の楽曲も追加されている。

なお、これらのアルバムはどちらもまだ入手可能で、カッツの訴訟の影響を受けていない。

この作品には『Wow』の再発盤に収録されている”Miller’s Blues”の別テイクは入ってはいないが、これらの4枚のディスクの他の全ての楽曲が収録されている。

(彼らは道端に残ったままの『Grape Jam』のとりとめのない3曲も見逃さなかったようだ。)

またこのことは、このセットが”Omaha”や”Hey Grandma”といった比較的ヒットした楽曲を欠いていることを意味するが、これらの演奏、デモ、ライヴ録音、脱線した作品は、「モビー・グレープ」をその時代における偉大なメンバー、ピーター・ルイス(Peter Lewis)、ジェリー・ミラー(Jerry Miller)、スキップ・スペンス(Skip Spence)の見事に折り重なったギターは伝染力のある最高の楽曲となり、ドン・スティーヴンソン(Don Stevenson)とボブ・モスリー(Bob Mosley)はパワフルで多彩なリズム・セクションだ。

5人のメンバー全員が美しくハーモニーを奏で、この24曲が生み出されている。

このディスクに収録されているデモや別テイクは確かに決定的なものではないが、”Bitter Wind”、”The Place And The Time”、”Miller’ Blues”の余分なものを取り除いたヴァージョンは、多くの点で、より飾り立てた『Wow』の公式版のヴァージョンよりも良い。

そして珍しいことに、作品がシンプルで要領を得ている時に、「モビー・グレープ」はスタジオで最高の状態になるのだとすると、そのことが、彼らの多くの「本当の」レコーディング作品よりも優れた点である、彼らの強みを生かしているのである。

そしてライヴ・テープは、夢が崩れ去ってしまう前に完全に「モビー・グレープ」を捉えており、彼らがどれほどパワフルで素晴らしい夜にいたのか、興味をかき立てるイメージを提供してくれる。

最初の3枚のアルバムが発売される前に完全なサンデイズドの「モビー・グレープ」のCDカタログを入手できた少数の幸運な人なら、『The Place And The Time』は冗長であるだろうが、それが叶わなかった多くのファンにとっては、このディスクは価値のある作品だ。

【曲目】

01. Indifference (Columbia Audition Recording) – 2:53
02. Looper – 2:37
03. Stop (Demo Recording) – 2:21
04. Rounder (Instrumental Outtake) – 2:02
05. Sweet Ride (Never Again) (Unedited Version) – 5:56
06. Loosely Remembered (Demo Recording) – 3:26
07. The Place And The Time (Alternate Version) – 2:25
08. Bitter Wind (Demo Recording) – 2:48
09. Seeing (Alternate Version) – 5:12
10. What’s To Choose (Alternate Version) – 2:01
11. Soul Stew (Outtake Recording) – 2:19
12. If You Can’t Learn From My Mistakes (Demo Recording) – 1:25
13. You Can Do Anything (Demo Recording) – 3:37
14. Skip’s Song (Demo Recording) – 3:29
15. It’s A Beautiful Day Today (Demo Recording) – 4:14
16. What’s To Choose (Demo Recording) – 3:21
17. Hoochie (Demo Recording) – 3:20
18. Big (Demo Recording) – 2:31
19. Rounder (Live Recording) – 2:02
20. Miller’s Blues (Live Recording) – 6:07
21. Changes (Live Recording) – 4:18
22. Looper (Demo Recording) – 2:08
23. Soul Stew (Instrumental Outtake) – 2:20
24. Cockatoo Blues (Tongue-Tied) (Demo Recording) – 3:41

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1967~1968 モビー・グレープ(Moby Grape)- The Place And The Time のメンバー

Peter Lewis – リズム・ギター、ボーカル
Bob Mosley – ベース、ボーカル
Jerry Miller – リード・ギター、ボーカル
Skip Spence – リズム・ギター、ボーカル
Don Stevenson – ドラム、ボーカル

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