1966 B.J.トーマス(B.J. Thomas)- I’m So Lonesome I Could Cry & Tomorrow Never Comes

1966 B.J.トーマス(B.J. Thomas)- I'm So Lonesome I Could Cry & Tomorrow Never Comes

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1966  I’m So Lonesome I Could Cry について

1966  I'm So Lonesome I Could Cry について「B.J.トーマス(B.J. Thomas)」は1960年代前半にテキサス州(Texas)のインディーズをとぼとぼと歩み、1966年にヒューイ・P・ミーオー(Huey P. Meaux)とセプター・レコード(Scepter

Records)の目に留まった。

これは「トーマス」がトリンプス(Triumphs)をサポート・バンドにして、”I’m So Lonesome I Could Cry”というフルレングスのアルバムをリリースしたすぐ後のことだった。そして「B.J.」はセプターでのデビューにあたって、チャートにランクインした最初のシングルであるこの曲を使った。

ハンク・ウィリアムズ(Hank Williams)のスタンダード曲の「トーマス」ヴァージョンは、そのルーツを完全に引き出すことなく、ポップ・オーバー・カントリーを強調しており、ルーツ・ミュージックの混合LPへの良い指標となっている。

ポップ・シンガーの装いで「トーマス」はカントリー、ブルース、ソウルにも手を出し、これらのサウンドに完全に全力を注ぐことはなかったが、そのサウンドには、それぞれかなりの説得力がある。

彼はトム・ジョーンズ(Tom Jones)の、闊歩する”It’s Not Unusual”の優れた模倣者だ。

彼は”In the Midnight Hour”では激しいビートを刻み、カントリー・スロウ・ダンスの”The Titles Tell”ではゆったりとしており、そして、”Bring Back The Time”と”Mama”は恥ずかしげもなく芝居がかっている。これらの曲のクオリティは、後の彼にとって役立つものだった。

レコードが散々な結果に終わったとしても、ヒット作を探すときには様々なサウンドがあり、したがって「トーマス」はチャートに届く作品が何かないだろうかと試していたが、次のスタイルよりも彼に合ったものはなかった。

そのようにして、”I’m So Lonesome I Could Cry”は60年代中頃の見本としては演奏されなくなり、そのことがその作品を、確かなデビュー作と同様に楽しい過去の作品にした。

1966 Tomorrow Never Comes について

1966 Tomorrow Never Comes について

1966年に発表された「B.J.トーマス」のセカンド・アルバムの『Tomorrow Never Comes』は、前作と同様に、少しソウルに手を出しているところが特徴である。

「トーマス」には1つではなく、多くのスタイルがある。彼は、カントリー、ソウル、時にはブルースにもルーツを持ち、それら全てをパンチ・ポップの菓子に混ぜ込んでいることが多い。

このルーツのないルーツ・ミュージックは多様だが、多様に演奏する必要はないのだ。なぜならば、おそらく「トーマス」が周囲に順応するのが上手すぎるから、そして、自身のパーソナリティを押し通さず、流れに身を任せるからである。

これは必ずしも問題ではない。

特に”Tomorrow Never Comes”は「トーマス」が後に手放すであろう軽いタッチの楽曲である。

しかし、彼は堅実さと感傷の間を行ったり来たりする楽曲の慈悲にとどまり続けているのである。その楽曲の多くはトリンプスのマーク・クラロン(Mark Clarron)が作曲、またはアレンジしたものだ。

「トーマス」はキッチュを作る才能を持っているかもしれないが、クラロンが彼の感傷的な作品の”Mama”を”Daddy”に変更して書き直したとしても、保存することが出来るわけではないし、自滅的な”Plain Jane”のおとぎ話に彼が本当に賭けたようにも見えない。

だからこのアルバムには、エネルギッシュな”Gonna Send You Back To Georgia”、キラキラした”Baby Cried”、”Walkin’Back”のミニメロドラマと、生き生きした”Mystery Of Tomorrow”という、より安定した楽曲たちが収録されているのである。

おそらく、これらの楽曲は忘れられた宝石ではなく、ヒットするべき楽曲というわけでもない。しかし、彼らに大きな特徴がなかったとしても、これらの楽曲は確かに楽しい60年代のAMポップなのである。

1966 B.J.トーマス(B.J. Thomas)- I’m So Lonesome I Could Cry & Tomorrow Never Comes の曲目

曲目

1. I’m So Lonesome I Could Cry (3:13)
2. It’s Not Unusual (2:13)
3. Bring Back The Time (3:07)
4. Midnight Hour (2:19)
5. The Titles Tell (3:20)
6. There’ll Be No Teardrops Tonight (3:00)
7. I Wonder (3:05)
8. Hey Girl (3:08)
9. Mama (2:54)
10. Wendy (2:11)
11. Terri (2:19)
12. Maria (2:23)
13. Plain Jane (2:42)
14. Ashes of Dreams You Let Die (2:37)
15. Tomorrow Never Comes (2:47)
16. Baby Cried (2:21)
17. Mystery of Tomorrow (2:23)
18. Daddy (2:46)
19. The Rain Came (2:42)
20. I Don’t Have A Mind of My Own (2:14)
21. Walkin’ Back (2:20)
22. My Home Town (2:19)
23. Gonna Send You Back to Georgia (2:25)
24. Candy Baby (2:31)
25. Your Tear Leave Me Cold (3:05)
26. I’m Not A Fool Anymore (2:22)

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