1965 グラハム・ボンド・オーガニゼーション(The Graham Bond Organisation)- The Sound Of ’65 / There’s A Bond Between Us

1965 グラハム・ボンド・オーガニゼーション(The Graham Bond Organisation)- The Sound Of '65 / There's A Bond Between Us

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「グラハム・ボンド・オーガニゼーション(The Graham Bond Organisation)」は、1960年代の英国リズム&ブルースブームの第1人者である”グラハム・ボンド”(オルガン)と、のちにクリームを結成することとなるジャック・ブルースとジンジャー・ベイカーにテナー・サックスのディック・ヘックストール・スミスを加えた英国流ブルース・バンドのはしりである。

レコーディングクレジット
  • Graham Bond – オルガン、メロトロン、サキソフォン、リード・ボーカル
  • Jack Bruce – ボーカル、ベース、ダブル・ベース
  • Ginger Baker – ドラム
  • Dick Heckstall-Smith – テナー・サキソフォン

グラハム・ボンド(Graham Bond)はアメリカでは、初期のイギリスのR&Bの重要な、正当に評価されていない存在として知られている。

彼はジャック・ブルース(Jack Bruce)とジンジャー・ベイカー(Ginger Baker)がクリーム(Cream)に加わる前に所属していたグループを率いていたことで知られている。

実は彼は元々ジャズのアルト・サックス奏者で、1961年にイギリスのニュー・ジャズ・スターに選ばれたことがある。

彼はアレクシス・コーナー(Alexis Koerner)のブルース・インコーポレーテッド(Blues Incorporated)に入り、多くのイギリスのロックとブルースのミュージシャンが在籍していた学校を卒業した後、1962年にブルースとベイカーに出会った。

ブルースとベイカーが1963年に分かれてそれぞれ自分のバンドを結成するまでの間、ボンドはほとんどハモンド・オルガンを演奏し、またボーカルもよく担当していた。

ジョン・マクラフリン(John McLaughlin)は「グラハム・ボンド・オーガニゼーション(The Graham Bond Organization)」の初めの数ヶ月間はメンバーだった。彼がグループと一緒にレコーディングしたいくつかのライヴ作品は、メンバーの大半が違う意味でスターになった後に出版された。

サックス奏者のディック・ヘックストール・スミス(Dick Heckstall-Smith)が加わったことで「ボンド」は最も安定したラインナップとなり、1960年代半ばには、2枚のきちんとしたアルバムと数枚のシングルを制作した。

「グラハム・ボンド・オーガニゼーション」は主に、ボンドの悪魔のようなオルガンと荒々しいボーカルを強調した、ジャズの風味の強いリズム・アンド・ブルースを演奏した。

議論の余地はあるかもしれないが、このバンドはブルースをリード・シンガーにした方がいいだろう。しかし、彼はレコーディングでは驚くほどほんのたまにしか歌っていない。

それでもなお、彼らのレコードは、本当にタフなイギリス流のR&B/ロック/ジャズソウルである。ボンドはジャズロックのパイオニアと呼ばれることがあったが、彼は実際にはジャズよりもロックに近い。

このバンドは想像力豊かなカヴァーと強力なオリジナル曲を演奏した。また、ボンドはおそらくメロトロン・シンセサイザーでレコーディングをした最初のロック・ミュージシャンだろう。

しかし、1960年代半ばにイギリスのバンドが繁栄するためには、ヒット・シングルが必要だった。そして、ブルースとベイカーがエリック・クラプトン(Eric Clapton)と力を合わせてクリームを結成した1966年に、ボンドのグループは崩れ始めた。

グラハム・ボンドは、ヘックストール・スミスとジョン・ハイスマン(Jon Hiseman)=ドラム (両者ともジョン・メイオール(John Mayall)のブルースブレイカーズ(Bluesbreakers)とコロッセオ(Colosseum)に加わった)と一緒に、しばらくの間「オーガニゼーション」を続けようとした。

グラハム・ボンドが「オーガニゼーション」の仕事ほどの高い評価を得ることはなかった。

彼は1960年代後半にアメリカに移り、ハーヴェイ・ブルックス(Harvey Brooks)、ハーヴェイ・マンデル(Harvey Mandel)、ハル・ブレイン(Hal Blaine)などのミュージシャンと一緒にアルバムをレコーディングした。

イギリスに戻って彼は、ピート・ブラウン(Pete Brown)=ジンジャー・ベイカーのエアフォース(Airforce)、ジャック・ブルース・バンド(Jack Bruce Band)、クリームの作詞家 と一緒に活動し、また、ホーリー・マジック(Holy Magick)というバンドを結成して2枚のアルバムを制作した。

グラハム・ボンドの逝去は、たいていの場合よりも悲惨なものだった。

彼は深刻な薬物とアルコールの問題を抱え、オカルトの妄想に取り憑かれてしまった。彼は義理の娘を性的に虐待していたと、彼の死後に推測されている(イギリスのボンドの自伝「Mighty Shadow」より)。

1974年にグラハム・ボンドは、ロンドンの地下鉄の線路に飛び込んで自殺したのだった。

1965 グラハム・ボンド・オーガニゼーション(The Graham Bond Organisation)- The Sound Of ’65 / There’s A Bond Between Us の曲目

曲目

The Sound Of ’65:

01. (I’m Your) Hoochie Coochie Man (Willie Dixon) – 3:13
02. Baby Make Love to Me (Godfrey, Group) – 1:52
03. Neighbour, Neighbour (Valior) – 2:40
04. Early in the Morning (Booker T. Laury) – 1:50
05. Spanish Blues (Graham Bond) – 3:05
06. Oh Baby (Graham Bond) – 2:42
07. Little Girl (Graham Bond) – 2:15
08. I Want You (Graham Bond) – 1:45
09. Wade in the Water (Traditional) – 2:41
10. Got My Mojo Working (Preston Foster) – 3:11
11. Train Time (John Group) – 2:24
12. Baby Be Good to Me (Janet Godfrey, J. Group) – 2:35
13. Half a Man (Graham Bond) – 2:06
14. Tammy (Ray Evans, Jay Livingston) – 2:49

There’s A Bond Between Us :

15. Who’s Afraid of Virginia Woolf? (Don Kirkpatrick, Keith Knox) – 2:05
16. Hear Me Calling Your Name (Jack Bruce) – 2:37
17. The Night Time Is the Right Time (Lew Herman) – 3:01
18. Walking in the Park (Graham Bond) – 3:30
19. Last Night (Charles “Packy” Axton, Ivan Johnson, Smoochy Smith) – 3:00
20. Baby Can It Be True? (Graham Bond) – 5:04
21. What’d I Say (Ray Charles) – 4:16
22. Dick’s Instrumental (Smoochy Smith) – 2:33
23. Don’t Let Go (Jesse Stone) – 2:43
24. Keep A-Drivin’ (Chuck Willis) – 2:04
25. Have You Ever Loved a Woman? (Graham Bond) – 4:53
26. Camels and Elephants (Ginger Baker) – 4:41

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